詐欺に遭ったことがある人はいないでしょうか。
世の中には「詐欺師」と呼ばれる嘘つきも大勢いて、言葉巧みに「物事のよい部分」をちらつかせ、その物事に対する投資を促してきます。
しかし、その「物事」は大したものではない場合があります。例えば、「この綺麗な宝石を買ってくれ」と言われて、綺麗だからと購入したらただのガラスだったというような感じです。
詐欺に遭わないように普段から注意している人も多いはずですが、つい詐欺師の説明が説得力があり、騙されてしまう人もいるのです。今回は、そんな詐欺師の特徴を紹介していきます。

冷静で落ち着いている

詐欺師は、基本的に冷静で落ち着いています。
人を騙すためには、相手を不安にさせないようにする必要があります。自分が慌てていたら「この人の提案は大丈夫かな」と思われてしまうからです。
そう思わせないために、どんなことがあっても冷静に対処しようとするのです。
冷静な人すべてが詐欺師というわけではないですが、少しだけでも疑っておきましょう。

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話に説得力がある

詐欺をする上で一番大切なのは、相手に得だと思わせることです。
つまり、得だと思わせることができるくらいの「話術」がない場合、相手を説得させることはできないわけです。
つまり、詐欺師としての基本的なスキルと思って差し支えありません。話がやけに説得力があるようでしたら、注意しておきましょう。

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肩書きや名前が複数ある

詐欺師は、万が一が起こったときのために、複数の肩書きや名前を用意している場合がありあす。
例えば「A」という名前で詐欺活動をしていたのだけれど、バレてしまった場合、「A」という人物は警戒されてしまいますよね。そうなったら、新たな名前を名乗らないといけないわけです。
詐欺師は、あらかじめその新たな名前を用意しているかもしれません。

相手に考える時間を与えない

詐欺のコツなのですが、相手に「考える時間」を与えてはいけません。
冷静になって考えられた場合、詐欺の糸口が見つけられてしまう可能性があるからです。
従って、詐欺師は相手に考える時間を与えず、その場の勢いで相手に決定づけさせようと目論んでいる場合が多いです。

場の雰囲気作りが上手

詐欺師は、場の雰囲気づくりが上手です。
集団相手で騙そうとする場合は、誰か一人でも「納得」してくれた場合、雰囲気はコロっと変わります。「なるほど」「確かに」というような、便乗心理が働くからです。その雰囲気を作るために様々な工作ができるのが、詐欺師の特徴です。
最初に「納得した」といった人も、もしかしたら「サクラ」かもしれませんよ。

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権威者や有名人の名前を使う

自分の説明で、権威者や有名人の名前を使うような人も、詐欺師かもしれません。
なぜなら、「有名人も使っている」という事が事実なら、どうしても「間違いない」と思ってしまう人がいるからです。
芯が強い人は安心ですが、流されやすい人を騙すにはちょうどいいでしょう。

欲深い人こそ利用できる

欲が深い人こそ、詐欺に引っ掛かります。利益を追求しているからです。
詐欺師はそれを見抜き、欲深い人に魅力的な提案を持ち掛け、騙そうと考えているかもしれませんよ。

おわりに

今回は、詐欺師の特徴を紹介しました。
詐欺は犯罪ですので、ある程度は警戒されていることでしょう。しかし、詐欺師の手口が巧妙な場合、誰しもがひっかかる可能性があるのです。常に相手の行動に対し、ある程度の警戒心は必要ですよ。

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