自分の周りに、誰に対しても平等で、誰からも好かれる「聖人」のような人はいないでしょうか。
そのような人は「朗らかな人」で、争いを好まず、平和主義的な性格を持っています。
例えば、自分は特に悪くはないのに「ごめんなさい」ということができたり、相手の過去の悪い部分を見ず、いまの状態を受け入れてくれるような人は、朗らかな性格だと言えます。
今回は、朗らかな性格をしている人の特徴を紹介します。

常に落ち着いている

朗らかな人は常に落ち着いていることが多いです。
なぜ落ち着いているからかというと、「沸点」と言われる怒りの気持ちが少ないため、イライラしにくい性格を持っているからです。
沸点が低いと感情的になりますが、あまり怒らない人は他人に対して感情的になることも少ないのです。

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あまり怒らない

朗らかな人は、あまり怒らない傾向にあります。
先ほど沸点の話をしましたが、朗らかな人はそもそも「他人に怒る」という感情自体が薄い場合があるのです。
何かが起こった時、まず「自分に非はないか」「どうすれば解決するか」という前向きな気持ちになり、その後必要があれば他人に注意はします。しかし、怒りを全面に出して不機嫌になるようなことはありません。

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みんなに優しい

朗らかな人は、どんな人にも優しい気持ちを与えることができます。
元の性格が穏やかで、人の痛みや気持ちを充分に考えることができるため、その反対の「されて嬉しい事」も見つけやすいのです。その考えを実践することこそが「優しさ」です。
どんな相手にも無償で親切になれます。

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ポジティブに考える

朗らかな人は、何事にもポジティブなことが多いです。
人と関わる上で「この人怖い」「警戒が必要だ」というマイナスな気持ちで関わっていたら、よい人間関係は作れないし、相手に優しくすることも難しいです。しかし、最初から相手を信じていたら、よい人間関係を作れますよね。
この「信じる」ことがポジティブなことに当たり、悪いことをなるべく考えずに立ち振る舞っています。

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争いを好まない

朗らかな人は、争いを好まない傾向にあります。
基本的に平和主義者なので、何か意見するときも謙虚な気持ちを持って人と接します。喧嘩の元となるような行動を極力控え、周りに溶け込む努力を怠らない傾向にあるのです。

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過去を引きずらず今を生きる

朗らかな人は、過去のことを引きずらず、今を生きていることが多いです。
過去の過ちや記憶は消せるものではありません。過去にしがみついていると、それが足枷となり、人生の足を引っ張る可能性だってあるのです。朗らかな人は優しい気持ちを持っていて、常に前を向いています。従って、自分の過去も、他の人の過去も全て払拭し、今現在の自分や相手を天秤にかけます。

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友達が多い

朗らかな人は友達が多い傾向にあります。
友達が多いということは、なんらかの魅力があることになりますよね。朗らかな人の場合は「優しさ」です。その優しさこそが、一緒にいて心地よいと思われるのです。

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おわりに

今回は、朗らかな人の特徴を紹介しました。
優しい心を持っているため、人から好かれやすい性格をしています。その人の人生は豊かになることが多いですし、その分他人に分け与える優しさも、相手の助けになるでしょう。
「支える」という観点から人に愛されることが多いのです。