自分には何も欲しいものはない、目標もない、というような人はいないでしょうか。そのような人は、一般的に「無欲」だと言われるような人です。
シンプルに欲が無いということなので、何かを欲したり、叶えたいといった感情がないということです。考え方を変えると「欲しい物を手に入れる欲望が無い」ということになりますので、生き方としてはやや味気ないものになってしまうのではないでしょか。
今回は、無欲な人の特徴を紹介していきます。

チャレンジ精神が少ない

無欲な人はチャレンジ精神が少ない場合が多いです。
チャレンジ精神とは「やってみよう!」と強く思う気持ちのことで、何かを成功させるためには抱えない精神です。
例えば、「営業方法を工夫しよう!」と思って実行しないと、営業の成績は変わらないままなのです。このように、現状を打破するためになんらかの行動を取ることができてはじめて、成功を掴むのです。
無欲な人は、「成功したい」と思っていないから、チャレンジしようとしない傾向にあるのです。

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自分を前に出さず自己犠牲しがち

無欲な人は、自分を前に出さずに自己犠牲しがちです。
例えば、会社で昇進するには、ある程度自分を売り込む必要があります。「この功績は自分のものである」と、他人に認めてもらえなければいけないからです。その功績を語るのは、自分を前に出すということです。その行動をしないのなら、昇進はできないかもしれませんよ。
無欲な人は「それでもいい」と思っていて、昇進欲がないから、自分を前に押し出さないのです。

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現状で満足している

無欲な人がなぜ何も欲しがらないかというと、現状で満足しているからかもしれません。
現状で満足しているのなら、別に何かを欲しいとは思わず、仮に手に入ったとしても「副産物」以外の何物でもないのです。
手に入れたもののありがたみがわからず、生活も変わることはありません。手に入れようとしているので、そもそも手に入らない可能性だって高いです。

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心が満たされている

心が満たされている人も、無欲になる傾向にあります。
上記の「現状に満足している」と重複しますが、今の自分の現状に満足していた場合は、心も満たされている場合があるのです。
つまり、心の中はいっぱいだから他に何もいらないということです。よくドラマで「君さえいれば何もいらない」という甘い言葉でプロポーズする人がいますが、それと似たようなものだと考えてください。

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新しいものに興味がない

無欲な人は、新しいものに興味がない場合があります。
新しい趣味や、便利な生活用品を見つけた場合、生活は豊かになるはずです。しかし、これらに興味を示さない場合は、現状は変わることはありません。既存のものでなんとか生活していくしかありません。

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欲がないから周りに好かれる

欲がないから周りに好かれがちなのも、無欲の人の特徴です。
基本的に何も欲しいと思っていないので、他の人から見ると「利用しやすい」わけなのです。会社の仕事を手伝ってもらって、功績は全部貰うけれど、その人への報酬は缶コーヒー1つ、のような状態だと思ってくれて構いません。

おわりに

今回は、無欲な人の特徴を紹介しました。
欲がないということは人生を豊かにする機会を逃していることにも繋がりますが、逆を言うと「満足している」から他の物を欲しがらないと言えるのではないでしょうか。
人間的に心の余裕があると言っても差し支えはありません。