考えがあまりにも古くて、現代受けしない思考の持ち主のことを「昭和的な考え方の人」といいます。
確かに今の団塊世代の人は昭和生まれではありますが、現在は「平成」です。時代の移り変わりや社会情勢の変化で、人々の考え方もおのずと変わってくるのが普通です。しかし、昭和的な考えが根付いている人は、社会の変化に対応することができず、ずっと昭和時代と同じような考え方をしています。昔の固定概念を押し付ける非常にたちの悪い人です。
今回は、昭和的な考え方の人の紹介をします。

終身雇用があると思っている

昭和的な考えを持っている人は、今でも終身雇用があると思っています。
確かに景気がよかったバブル世代は「終身雇用」が当たりまえでした。しかし、現在ではその終身雇用制度は段々と薄れています。なぜなら、景気が悪く会社が倒産したり、使えなかったらリストラされる可能性があるからです。終身雇用がある会社はどんどん少なくなっています。

お節介である

お節介な人も、昭和的な考えが根付いている可能性が高いです。
昭和時代のいいところは「人々の関わりが直にあったこと」です。現在ではスマホやインターネットが普及した影響で、ネット上での関わりも多くなり、直接話すタイミングや、優しさを貰う機会は減少しています。そんな中、昔のようにお節介をやいてくれる人は、昭和の名残りが残っていると言えます。

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常識に縛られている

常識に縛られている人も、昭和的な考えが根付いています。
いわゆる「長年生きた固定概念が植え付けられている」ような状態です。自分たちが生きた昭和の時代を「常識」と思っているわけです。しかし、現代社会は「平成」です。昭和の考えを一般的と考えるのは甚だしいですよね。

ITに弱い

現代社会では急速なインターネット普及により、IT社会になりつつあります。どんな仕事をするにしても、インターネットが扱えるに越したことはありません。しかし、昭和ではそんなことはなく、会計は全て帳簿、営業の成績等もExcelなどを使用せず集計していました。そんな社会で生きてきた人は、IT慣れしていません。ITに弱い場合があります。
もちろん、ITやインターネットを勉強すればいいのですが、「そんなものなくてもなんとかなる」と思っている人は、間違いなく昭和の名残りが残っています。

結婚は簡単にできると思っている

結婚は簡単にできると思っている人も、昭和の考えが残っています。
平成では平均結婚年齢はどんどん上がっています。これは、国民全体の賃金が下がったり、自立が進んだことが理由です。しかし、昭和の考えを持っている人は背景に目を向けることなく「なぜ結婚しない」と疑問に持っています。

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現金払いが多い

現金払いが多い人も、昭和の名残りが残った人間です。
現代では現金払いよりもお手軽な「キャッシュカード払い」「ローン払い」があります。これらを利用しないメリットももちろんありますが、「現金払い」に縛られていた場合、買い物できるものもできなくなります。

マスコミに影響されやすい

マスコミに影響されやすい人も、昭和の名残りが残っています。
現代社会と違って、テレビの情報が全てと勘違いしていることが原因です。

おわりに

今回は昭和的な考えを持っている人の特徴を紹介しました。
昭和と平成、どちらがいいかと言われたら一長一短かもしれませんが、平成に変わったものは仕方ありません。早く平成の考えに慣れていくことが大切です。