突発的に残業を頼まれるケースは多いです。しかし、気になるのは「残業代」です。この会社は残業代が出るのかどうか、気になる人はいないでしょうか。
給与明細を見て残業代がちゃんと出ている場合はまだいいですが、残業代の項目がどこにも見当たらない場合、残業代が出ていない可能性があります。せっかく労働したのに「ふざけるな」と思いますよね。なんとか残業代をゲットしたいです。
今回は、残業代が出ない場合の対処法を紹介します。 

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上司に抗議する

残業代が出ない場合、上司に抗議してみましょう。
上司自身も残業代を出されていないケースもありますが、その場合、上司は「洗脳」されています。残業代が出ない現実を受け入れて、愛社精神のためにひたすら仕事をしているわけです。その上司に抗議しても時間の無駄になることがありますが、万が一上司が目を覚まして味方になってくれた場合、心強い味方になります。さらに上の上司(社長、管理職クラス)にかけあってくれるかもしれません。

労組などに匿名で相談する

残業代が出ない場合は、労組(労働組合)に匿名で相談してみましょう。
ここで絶対にしておきたいことは「自分は匿名で、なおかつ会社名はちゃんと出すこと」です。なんだか卑怯な感じがしますが、残業代を出さない会社のほうが卑怯で、なおかつ違法行為です。こちらもそれ相応の対応をして構いません。
労組は「ブラック企業」に注意することも仕事のひとつです。労組へ相談することによって労働環境が改善した例も多々あります。そのケースに賭けてみてはいかがでしょうか。

もとから給料に含まれてるんだと考える

残業代が出ない場合は、「もとから給料に含まれているんだ」と考えるようにしましょう。
もちろん、基本給の中に残業代が含まれているケースは少ないです。そのため、この方法は「自分を騙す」ことに繋がります。結局残業代はもらえないままですので、「結果」を重視する人にはおすすめしません。
しかし、お金はどうでもよく、自分の労働を認められていないと思った場合は、このような割り切った考えを持って、前向き思い込むことは必要です。

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細かい計算をやめる

残業代が出ない場合は、細かい給与計算をやめてしまいましょう。
細かい給与計算をしている人は少ないですが、自分が残業した場合は別です。残業したのに給料が入っていないような状態は、何度も給与計算してつい確認してしまいます。
そんなときは、細かい計算をやめて、給料のことは忘れてしまいましょう。他の楽しいことで気持ちを紛らわせてください。

定時で終わらせて帰るようにする

残業代が出ない時は、なんとしても定時に仕事を終わらせるようにしましょう。 
仕事を溜め込んだ場合、残業もやむなしの状態になってしまいます。しかし、残業代が出ないのなら残業をする意味がありません。しかし、仕事が終わっていないのも事実です。なら、仕事を定時までに絶対に終わらせ、残業をしないようにしましょう。
上司から無理な残業を頼まれた場合も、応じる必要はありません。断ってしまいましょう。 

おわりに

今回は、残業代が出ない場合の対処法を紹介しました。
残業をしたのなら、残業代を「貰う権利」が出てきます。本来なら貰って当然のものなので、遠慮なく請求しましょう。会社に残業代を貰える雰囲気がないのなら、労組に相談して、労働環境改善してもらいましょう。