「自己完結」という言葉を聞いたことがないでしょうか。その言葉の意味は、「自分で勝手に完結する」という意味です。つまり、人の意見やどう思ったかということは考えず、「自分が終わりと思ったら終わり」という考えを優先するのです。また、自分が完璧だと思っていることも見受けられ、その判断が絶対だと思っているかもしれません。
そのような人は、判断力に優れている部分がありますが、自分の考えに基づいてのものなので、協調性に難があったり、自分の考えだけで行動するので、どこかで仇になる可能性は充分あります。
今回は、自己完結型の特徴を紹介していきます。

自分で全部やらないと気が済まない

自己完結型自体の特徴を見ると、わりと妥協をしている印象がありますが、逆に言うと、「自分がいいと思うまで続ける」ということも言えるのです。従って、最後までやりきったり、満足するまでやりきったりしないと気が済まないのです。
それ自身は悪いことではないので、しっかりと受け入れてあげましょう。

自分だけの判断材料がある

自己完結型の人間は、自分だけの判断材料がある場合があります。その判断材料に基づいて、その物事を完結させていいか、させなくてもいいのかの判断をします。
その判断材料があるということは、まがいなりにも「自分で考えて行動し完結している」ということがわかるはずです。それは、プラスとしても捕らえることができます。

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冷静でドライ

物事に対して常に冷静な人は、自己完結型の人間かもしれません。
どうせ、自分が納得するまでその作業や事柄のことを考えるため、焦る必要がまったくないのです。
自分の考えだけで結論を出す能力は、非常に冷静なスキルであると言えます。

協調性が無い

自己完結型人間は。協調性がない場合があります。
なぜなら、自己完結型の人間が判断材料としていることは「他人の意見」ではなく、自分の意見だけなのです。
従って、他人の意見を聞かない傾向にあり、それすらも「どうでもいい」と思うような人は、明らかに協調性がない、自己完結型の大きな特徴です。

興味のないものに関心を持たない

自己完結型の人間は、自分が興味ないものには関心を持とうとしません。
なぜなら、「人は人、自分は自分」という考えで生きているので、自分がどうでもいいことは口をはさんだりしないのです。

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話をよく聞くことが苦手

自己完結型の人間は話を聞くことが苦手です。なぜなら、自分なりの判断材料をしっかりと持てているので、人の話を聞かなくても自分で判断できると思っているからです。
そのような場合だとしても、聞き漏らしたことが大切な情報である可能性だってあるので、一概に正しい行為とは言えません。

頑固

自己完結型の人間は、非常に頑固であるという特徴があります。
基本的に自分が納得するまではその作業や仕事について考えることができるまで、その納得するまでは真剣にその問題を解決するために様々な努力をすることができます。
また、その問題解決のため、とことん追求する姿を「頑固である」という風に捉えてしまいがちなのです。

おわりに

今回は、自己完結型の人間の特徴を紹介しました。
自分が納得するまで努力ができる人なので、一概には自己完結型の人間が「悪い」とは言い切れません。しかし、自分中心の考え方なことには変わりはないので、もう少し柔軟な考えができたほうがいい場合も非常に多いです。