自分の身の周りで、いるのかいないのかわからないような人はいないでしょうか。その人は「影が薄い人」です。
影が薄いため、自分の存在が相手から気づかれないことが多いのです。どちらかというと大人しく、普段からしゃべらない人に多く、議論などでは意見を無視されることも多々あります。
自己主張があまりにも下手で、自分のいいたいことを他人に伝える能力が低いです。影が薄いことで損をしてしまうこともたくさんあります。
今回は、影が薄い人の特徴を紹介します。

自分自身を隠す

影が薄い人は、自分から自分自身を隠していることが多いです。
どういうことかというと、自分の意見をなるべく言わず、自分の気持ちを表に出さないようにしています。そうすることで「目立たせない」ことができます。目立った場合、自分を気に入らない人も増える可能性があり、そのような人間関係を作らないように、本人なりに気を遣っているわけです。

人前が苦手

影が薄い人は、人前が苦手です。
人前に出たがらないので、自然と他人とのコミュニケーションも下手です。人との関わりに難があり、他の人間からも印象に残らないのです。
印象に残らない場合、周りに自分がいたとしても、相手からは眼中になく思われることもあり、あいさつ等もしてもらえなくなるかもしれません。

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自己嫌悪に陥りがちである

影が薄い人は自己嫌悪に陥りがちです。
自分が影薄いことを気にしている人に多い特徴で、目立たない自分に対して自己嫌悪に陥っていることが多いです。元々影が薄い人は人との関わりも薄いため、周りに友人が少ない自分を見て、どうしても寂しくてたまらないとき、いたたまれなくなるのではないでしょうか。

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人間関係が苦手

影が薄い人は、人間関係が苦手です。
人との関わりが苦手で、例えば目を見て話せなかったり、声が小さかったりします。自然と自分の印象が薄く見られてしまい、周りの人から存在を認めてもらえないこともあります。

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一人が好き

影が薄い人は、集団で行動するより、一人でいるほうが好きです。
一人でいると、他人に気を遣うことがありません。完全に自分だけの空間で、自分だけの時間を作ることができるので、一人だと落ち着くのです。
集団でいると気を遣うだけでなく、影が薄いことが原因で嫌に思うようなこともあります。そんな思いをするくらいなら一人のほうがいいのも頷けます。

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何も起こらないことに安心を感じる

影が薄い人は、何も起こらないことに安心を感じています。
何も起こらないことで、「自分に悪いことが起こることがない」と思って安心するわけです。自分から行動を起こさないのでトラブルは起こしにくいのですが、その分「いいこと」からも縁がないような状態です。

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存在感が発する人が苦手

影が薄い人は存在感を発する人が苦手です。
いわゆる「目立つ人」のことで、目立つ人は声が大きかったり、発言力が強かったりします。そのような人から目をつけられた場合、他人も目立つ人に便乗して、自分を攻撃してくる可能性があります。どうしても目立つ人とは円滑なコミュニケーションを取れません。

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おわりに

今回は、影の薄い人の特徴を紹介しました。
影が薄い人は無害ではありますが、その分誰からも相手にされないかもしれません。「いてもいなくても一緒」と思われていることが多く、他の人を振り向かせることができないかもしれません。