自分は自覚していないのですが、ある種の鬱病になる可能性があることをご存知でしょうか。いわゆる「仮面うつ」と言われる情報です。
仮面うつになった場合、自分は特に意識していないのだけれど、色々な要因によって体に負担がかかっているような状態です。普通、鬱になった場合精神的にまいってしまうことが多いのですが、こちらは身体への負担があるのが大きな特徴です。
今回は、仮面うつの特徴や、治し方について紹介します。

仮面うつとは

仮面うつとは、精神的な疲れが肉体にも影響に及ぼす病気です。
例えば、仕事で残業続きで休みも録に取れないような状態を強いられた場合、とてつもないストレスを感じるはずです。
そのストレスが、精神よりも身体へと侵食してしまうことがあります。
うつ病と同じで、自分でなんでも抱え込んでしまう人がかかりやすい病気ですが、こちらも抗うつ剤が効きます。医師のカウンセリング等を通して、処方してもらうのが一般的な治し方です。
当然、ストレスを軽減させたり、解消したりすることも大切です。

肉体的な症状だから自覚がない

肉体的な症状ということなので、「辛い」と思うことは少ないのです。
ただでさえ「疲れ」は感じにくいこともあって、一度寝たらもう大丈夫だという思い込みで症状がひどくなるのです。
自覚がないということは本当に迷惑で、どのタイミングで病院をすればいいのか、わからなくなるのではないでしょうか。

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些細なことでも決断に時間がかかるようになった

些細なことでも決断に時間がかかるようになった場合、もしかしたら仮面うつ病かもしれません。
あぁ簡単だなと思って作業に取り掛かったら、思うように作業ができず、思わぬ時間をくってしまった場合も、身体が悲鳴を上げているかもしれないのです。

いつも出来ることにミスが増えてきた

いつも出来るようなことでもミスが多くなった場合、仮面うつ病の可能性があります。
いつも出来ることができないというだけで「本調子」ではないのがわかるはずです。もしかしたら、自分の身体の調子が悪い場合だってあるのです。

仮面うつになりやすい人の性格

規則や秩序、ルールを守る

規則や秩序、ルールをちゃんと守る人は、仮面うつになりやすいです。
良くも悪くも「縛られている」ことになるので、どうしても仮面うつ病になる条件を満たしているのです。
真面目なことが仇となり、自由に振る舞えず気づかぬうちにストレスを抱えてしまいます。

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完璧主義

何事にも完璧にこなす人も、仮面うつ病になりやすいです。
完璧にこなすことを、精神的には「苦」と思っていないのですが、実は肉体的には疲れが溜まっている典型的な仮面うつ病のパターンです。
完璧主義の唯一の欠点ともいえるのが「頑張りすぎること」なのです。

他人と衝突を避ける

他人との衝突を極度に避ける場合があります。その場合、内にストレスを溜め抱えている場合があります。
それがクセになっている場合が一番厄介で、もうなんとも思わないのですが、身体には負担がかかっていることがあり、それに気づかないのです。

おわりに

今回は、仮面うつ病の症状や治し方を紹介しました。
仮面うつは非常に気づきにくい病気なので、治すのが非常に難しいのです。
医者に行こうにも自覚がないので、どう説明していいかわからないのではないでしょうか。
まずはしっかりと身体を休めてください。身体を休めることがストレス軽減にも、肉体の癒しにもプラスになるでしょう。