せっかく高校時代にがんばって勉強してよい大学に入学し、無事卒業してしまったのに、就活に失敗してしまったり、仕事をすぐに辞めてしまうような「高学歴ニート」の人は確かに存在します。
いい大学を卒業したらそれだけでもいい会社に入れることに近づくのですが、社会はそれだけでは通用しないのです。
今回は、高学歴ニートの特徴を紹介します。

高学歴ニートとは

高学歴ニートとは、いい大学を卒業して高い学歴を持っているのに働いていない人のことを言います。
いい大学を卒業しても上手に職場に馴染めなかったり、理想を追い求めていた場合、どうしても仕事にありつけることができずに職が見つからないといった現象が起こるのです。

自信とプライドが高い

基本的に高学歴ニートの人は自信に満ち溢れていてプライドが高い人がなってしまう傾向にあります。
プライドが高いとどのようなことが起こってしまうかというと、「自分はできる人間だからもっといい仕事に就ける」と思い、就職に関して妥協しないのです。
それが自分の実力に見合ったものならいいのですが、実力に合っていない場合はそのままニートになってしまう可能性があります。
しかし、努力して高学歴となった事実は変わらないので、そのまま夢を実現する可能性もちゃんとあります。

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やりたいことがない

高学歴の人の中でも、「なんで勉強しているのか」ということがわからない人がいます。そのまま学校生活をズルズルと過ごした場合、最終的に自分のやりたいことが明確でなく、仕事に就くという具体的なイメージを抱けずにそのままニートになってしまうのです。

失敗が怖い

高学歴の人でも、失敗をしてしまうことがあります。その失敗を極度に恐れる人は、高学歴ニートになる可能性があります。
自分のプライドの関係もあるし、失敗したことで自分を認めてもらえなくなることを恐れています。そういう人は、一度認めてもらえなかった場合に挫折してしまい、その挫折に耐えられずに仕事を辞めてしまうことが多いです。

低学歴を馬鹿にしてしまう

低学歴の人間を馬鹿にする人も、高学歴ニートになる可能性があります。
自分より立場の弱い人間を馬鹿にするということは、悪い言い方をすると「油断をしている」ということなので、仕事でももちろん低学歴の人を馬鹿にします。そして、その油断が仇となって仕事で低学歴の人に抜かされるとプライドを大きく傷つけられ、挫折してしまうのです。

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高学歴にプレッシャーを感じている

高学歴の人間を見ると、期待をしてしまう人は一定数います。高学歴の人は、そのプレッシャーに押しつぶされることがあるのです。
いわゆる「過度な期待を押し付けられた」と高学歴の人は思い、プレッシャーに負けて本来の力を発揮する間もなくつぶれてしまうことが、やはり多いのです。

理想と現実のギャップがある

自分の理想と現実のギャップが激しい人も、高学歴ニートになる可能性が高いです。
例えば「社会に出ても成功する自分」を描いた人は、まず会社の厳しさや昇進のしにくさに疑問を感じるはずです。
その疑問がズルズルと足をひっぱり、最終的に自分の実力に向き合うことができず、自分でも通用する会社を選ぶために仕事を辞めるということを繰り返してしまいます。

おわりに

高学歴ニートになるような人の特徴を紹介しました。
高学歴というのはそれだけで素晴らしいのですが、本人の心構えの問題で、その高学歴を活かすことができないこともあるので、「人生成功する秘訣は、高学歴ではない」ということができます。
高学歴の人は、この特徴をしっかりと読んで、当てはまる部分は改善していきましょう。