なぜ働くのかとかなかなか難しいですよね。私も答えられません。

いや、正確に言うと答えられますよ。金ですよ。金。

お金のために、生活するために働いているわけです。正直使命感とか正義感、社会貢献の意識はほとんどありません。

ほとんどというのは働いていると若干はやっててよかったなという達成感やここはこうしなきゃいけないという感情が出てきたりしますので、無いわけじゃないです。きっと。

将来どうなりたいかなんてわからない

仕事って会社から給料もらって働くわけですから、会社の意志の通りに働かなくてはいけません。そらもう思考停止の兵隊さんみたいなもんですよ。それでも十分仕事は回っていきますからね。

その中でも困るのが、「君は将来どうなりたいんだ」という質問です。上司と飲み会行ったときとかこんな話になりがちです。よく前職では飲み会のたびに聞かれました。

そこでの模範解答(自分の意見なのに模範解答がある時点でお察し)は「お客様のために全身全霊すべてを捨ててでも仕事に取り組みます」という結局どうなりたいんだというツッコミが聞こえてきそうな回答をしていました。

模範解答が用意されていたので楽でしたが、本当はどうなりたいのかとかあんまり関心なかったんですよね。当時の職場で頑張ってもたかが知れているし、死ぬまで忙しく働いて楽になることはないという生活でしたから。結局転職しましたけれど。

明確な目標がなくても漠然とこれでいいという感覚が大切

仕事は誰かのためとか社会貢献とか言われますし、それを通して自己実現を図るとか、マズローの欲求の話とかいろいろ出てきますけれど、そこまで崇高な人生の目標を掲げているわけではない私は、仕事は自己満足というところに今のところ落ち着いています。

会社でもこの人には絶対に勝てないという人やなんでこんな人に育ってしまったのだろうと憐れんでしまうような人もいます。仕事はそういった人たちの比較の中で進んでいきます。

そのうち、この人は使える使えないで判断されて、勝手に周囲が自分たちの評価を決めていきます。

その時に周りに認められたいという感情が芽生えてくれば、それに従うといいでしょう。

人によってはそれがモチベーションになる場合もあります。

自分が納得のいく仕事ができるといい。と考える人だっています。周りからの評価は無いよりあった方がいいな程度で考えて、自分の好きなように(自分勝手ではない)仕事をすることです。

お金のためと割り切って仕事をしてもいいですし、人に評価されたいでもいいですし、実績を上げたいでもいいですし、それは自分の軸として持っていればいいと思います。

自分が納得するかどうか、つまり、仕事を通して自己満足になれるかどうかが、仕事をしていく上で精神衛生上良いのかなと思います。

ただ、仕事を始めたばかりだったり、転職したばかりだと、自己満足がどこにあるかもわからないと思います。そういう時は、とりあえず、周りに流されてみて、身近な人の真似をしてみると、そこからヒントが得られたりしますよ。