勉強で大切なのは、「要点をまとめること」と「暗記」です。
要点をまとめるのは小学校までの勉強でなんとなくクセはついたかもしれませんが、暗記は元々持った記憶力が関係してくるので、苦手な人にとっては一筋縄ではいきません。
とにかく反復勉強が必要なのが暗記なので、まずは反復勉強をしましょう。そして、「勉強のモチベーション向上」の工夫もあると、暗記しやすくなります。
今回は、暗記で覚えられないときの、おすすめの覚え方を紹介します。  

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一度に覚えようとせずに何度も繰り返す

暗記が苦手で、一度に覚えられないという人は、「一度で覚えようとせず何度も繰り返すこと」を行ってみましょう。
例えば、教科書を書き写す勉強方法を採用している人は、「一区切りついたら覚えたことをまとめる」ことを実践してみてください。要点1が終わったあと、すぐに要点2に入ります。そして、要点2が終わったら、ちゃんと要点1を覚えているか振り返ってみましょう。ちゃんと頭に入っているのであれば、要点2で上書きされていたとしても、要点1の記憶はちゃんと残っています。

好きなことに結びつけて覚える

暗記が苦手で覚えられない人の覚え方として「好きなことに結びつけて覚える」というのがあります。
この方法は発想力がないとなかなか難しいです。
例えば「マーケティング」という言葉の意味を覚える場合、そのままの意味を覚えるのではなくて「実例」で覚えるようにしましょう。
マーケティングとは簡単に言うと「商品が売れる工夫のこと」です。ゲームが好きなのであれば、「どのようにして面白いゲームを作るか」と考えましょう。
この場合、「面白いゲームのアンケートを取る」「自分たちでゲームをたくさんやって面白いものを探す」のが、マーケティング方法の一例となります。

覚えたときのためにご褒美を用意しておく

暗記で覚えられないときは、「覚えたとき」のご褒美を用意しておきましょう。
例えば、ひとつの単語をひたすら繰り返し書きながら、その単語が完全に頭に入ったとき、はじめておやつのチョコレートを食べるようにしてみてはいかがでしょうか。

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暗記したいことをよく調べて興味を持つ

暗記が苦手な場合は、暗記することをよく調べてみてはいかがでしょうか。
従来の暗記方法と比べて効率は悪くなりますが、「暗記したことを詳しく理解する」ことはできます。その知識は、基礎知識というよりも「応用知識」として活かされます。暗記した事柄の背景をちゃんと知っておくことで、自分の勉強幅や価値観を広げることが可能になるわけです。

覚えたいことを朝一番に勉強する

暗記が苦手な場合は、覚えたいことを朝一番に勉強するようにしてください。
なぜ朝一番に暗記の勉強をするのかというと、「頭が冴えているから」です。目が覚めてしばらくしたとき、頭の中もすっきりした状態になり、脳が活性化します。そのときは勉強のモチベーションも上がることが多いため、ぜひ普段苦手としている「暗記」を試しましょう。様々な暗記方法を試して、ここでよい暗記方法を見つけるのもいいでしょう。 

おわりに

今回は、暗記で覚えられないときのおすすめの暗記方法を紹介しました。
忍耐力が必要とされる暗記ですが、ちゃんと覚えることができた場合、自分の学力向上に結び付けることはできます。暗記を怠るのは絶対にやめましょう。