いつもは大人しいのだけれど、時折人が変わったかのように何かに熱中したり、人に怒り散らしたりする人はいないでしょうか。そのような人は、もしかしたら二重人格かもしれません。
二重人格(隔離性同一性障害)は精神病の一種とされていますが、自分で気づくのが難しい病気です。なぜなら、本人は「感情が安定してなお二重人格になる」ことが多いため、自分は平常だと勘違いしているのです。いわゆる、二重人格であることを無意識に認めているような状態です。
今回は、二重人格な人の特徴を紹介します。

基本的に人に温和に接する

二重人格の人は、基本的には人に温和に接することができます。
その温和な部分は「二重人格の表の部分」です。表の部分は大抵万人ウケする性格で、その代わり裏とのギャップに驚かされることが多いです。
普段は温和だから関わっていても害はないのですが、ちょっと怒ったり気にいらないことがあったら感情を出すような人です。ただし、二重人格者である本人は「感情が変わった」とは思っていません。ちょっと怒ったくらいの気持ちでいます。

1人になると急に行動が早くなる(もしくは遅くなる)

二重人格者の人は、1人になると急に行動が早くなる(もしくは遅くなる)ことが多いです。
普段ゆっくりした温和な性格で通っているのだけど、実は1人でいるときは本性を出して、テキパキと行動するようなことがあります。逆に、普段せっかちですが、1人になると急に安心して、落ち着いた行動を取ることができる人もいます。
どちらにせよ、二重人格者の特徴を捉えています。

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自分の時間が大切

自分の時間を大切に思っている人は、もしかしたら二重人格者かもしれません。
二重人格者がなぜ裏の自分を認めないかというと「自分が好きだから」です。そのような人は、自分のものや自分の時間も大切にする傾向があります。自己中心的だからこそ、自分の自由時間は好きなことをしようと考えています。

1人の時の顔は誰にも見せないものの、一部の人に「自分はこんな風だ」と言いたくなる

二重人格者は1人の時の顔は誰にも見せないけれど、一部の仲良しさんたちには「本性」を明かしたくなることがあります。
二重人格者は自分の本心を隠している状態なので、どうしても素の自分を説明することを苦手としています。もちろんふとした時に二重人格が出てしまうこともありますが、基本はなべく隠しています。しかし、仲がいい人間とは心で繋がりたいと思うよになると、本性を明かしたくなる傾向があります。

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自分の愛するものへは時間、お金に糸目をつけない

自分の愛するものへの時間、お金に糸目をつけない人も、二重人格である可能性があります。
お金や時間には限度がありますが、その好きなものが魅力的すぎて、我を忘れて投資しようとしています。

交友の薄い友達が多い

交友の薄い友達が多い場合も、本人は二重人格を気にしているかもしれません。
親しい友人はひとりもいなくて、形だけの付き合いの人間がたくさんいる場合は、「深くかかわって本性を知られたくない」と思っている可能性が高いです。

おわりに

今回は、二重人格者の特徴を紹介しました。
二重人格の悪いところは、「本性を晒しにくいこと」です。また、ついうっかり本性を晒した時、他人から引かれる可能性があります。どうしても気になるようなら、心療科の病院へ行って診断してもらうといいでしょう。