自分の部下の中に自己主張が強い部下はいないでしょうか。そのような部下のことを「扱い辛い」と思って放置している場合、もしかしたら自分にしっぺ返しが来るかもしれません。
部下を統括できないせいで自分勝手に動かれて、結果失敗して責任を擦り付けられるかもしれません。そうならないように、自己主張が強い部下とも向き合う必要があります。
今回は、自己主張が強い部下の対処法を紹介します。
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その主張が正しいかを検証する
自己主張が強い部下が言ったことを、自分で検証してみてください。その検証そのものが対処法になります。
確かに自己主張が強い部下は声がでかくて厄介ですが、逆に考えると「向こうはそれなりの自信を持っている」ことに繋がります。その部下の主張を頭ごなしに否定するのはやや可哀想な気がします。
まずは公平な判断ができる「上司」として、その部下の言うことが正しいことか検証してみてはいかがでしょうか。正しい場合は意見を採用すればいいだけで、間違っている場合は諭しましょう。
あえてその主張通りに仕事をさせる
自己主張が強い部下を上手に手のひらの上で転がすスキルは重要です。例えば、その主張通りに仕事をさせてみてはいかがでしょうか。
部下がいっていることが正しいかどうかはおいておいて、その部下からしたら「主張が通った!」と思って、仕事のモチベーションは上がります。上司からしたら自分のスタイルを崩されるのは困りますが、成功した場合はその部下の提案こそが「マニュアル」になるかもしれません。モチベーションが高い部下を信じてみましょう。
また、うまくいかなかった場合も、今後、部下は萎縮して仕事をすることになりますので、うるさくはなくなる傾向があります。
わがままは許さない
自己主張が強い部下のわがままを通してはいけません。
もちろん部下からしたら会社のために主張を強くしているつもりなのですが、時には「上司の威厳」を見せておく必要があります。提案されるたびにその通りにしている場合、部下が自分を舐める可能性があるからです。
部下から舐められないように、普段のわがままくらいは制しておきましょう。
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複数人で行う作業の責任者をさせる
自己主張が強い部下に、複数人で行う作業の責任者をさせてみるのはいかがでしょうか。
複数人を監督する立場になりますので、部下によっては意見を出すことに時間をさけなくなる可能性があります。
また、自己主張が強いので、その分会社のことをちゃんと考えてくれているかもしれません。人の上に立つ最低限の条件はそろっているとも考えられます。
ボランティア活動をさせる
自己主張が強い部下に「ボランティア」をさせてみてはいかがでしょうか。
ボランティアのきつさを通じて、部下が「自分ひとりではやっていけない」とわかってもらうことが目的です。
また、部下だけにさせるのではなく、自分も一緒にボランティアしましょう。そうすれば、部下と共に汗水を流せるため、お互いわかりあえる可能性が高いです。
おわりに
今回は、自己主張が強い部下の対処法を紹介しました。
間違っても部下と衝突してはいけません。彼らも大切な「部下」ですので、衝突せずになるべく自分の意見を部下に知ってもらいましょう。また、モチベーションが高い可能性はあるので、仕事をどんどん任せてみて構いません。