人とコミュニケーションを取っている中で、「この人自分語りをしないな」と思うような人はいないでしょうか。自分のことを話してくれないとこちらとしても相手のことを知ることができません。どこかで隔たりが生じる可能性だってあるのです。
しかし、彼らにも自分のことを話さない理由が存在し、その理由が自分語りの邪魔をしています。例えば、人が嫌いだったり、警戒しているような理由があります。
今回は、自分のことを話さない人の特徴を紹介します。

自信がない

自分のことを話さない人は、自信がないから話さないのかもしれません。
自分の本当の考えが受け入れられないことだってあります。自分の本性のせいで敵を作ったり、損をすることを怖れているのです。

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人に興味がない

人に興味がない人も、自分のことを人に話したりはしません。
そもそも相手にしたくないと思っているので、会話自体嫌だと思っているかもしれませんよ。人との関わりのことを、せいぜい社交辞令程度で考えています。

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プライドが高い

自分のことを話さない人は、プライドが高い可能性があります。
なぜかというと、「自分は人に頼らなくてもいい」「自分は軽くないから、考えを知られたくない」といった、自分を上に見る考えが存在するからです。

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相手を信用していない

相手を一切信用していない人に、自分のすべてを晒し出せと言われた場合、できる人はどのくらいいるでしょうか。もし、それができるという人は疑うことを知らない人です。
自分の情報が知られた場合、裏切られたときに不利益となる可能性を考えて、自分の情報を人に伝えられないのです。
信用してもらえるまで根気よく待ちましょう。

警戒心が強い

警戒心が元々強い人も、簡単に自分語りをしない傾向にあります。
特に初対面の場合に多く、よく知らない相手に自分のことを話すのが単純に怖いと思っています。
徐々に打ち明けたつもりなのだけど、中々自分の事を話してくれない場合、もしかしたら信用自体されていないかもしれません。

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馬鹿にされたりいじめられた経験がある

人間の人格形成には、過去の出来事も充分関係しています。そんな中で、人間関係に躓いた経験のある人が、人間に対して不信感を抱くことは充分理にかなっていますよね。
他人から馬鹿にされたり、いじめられたりした経験のある人は、過去に受けた屈辱から人を信じることができなくなっている可能性があります。
次第に人と距離を置き、せめて馬鹿にされない程度の一定の距離を保つため、自分語りもしないようにしているのです。

相手からの興味を失いたくない

自分語りしない人は、もしかしたら相手のことが好きで、自分のことを知られたら相手が去ってしまうのではないかと思っている可能性があります。
興味を失われた場合、その相手からは「眼中にない」ように思われ、相手にされなくなります。それに耐えられないため、自分から距離を置いて、他人の興味を引こうと目論んでいるのです。

おわりに

今回は、自分のことを話さない人の特徴を紹介しました。
このような人は人間関係形成は苦手で、他人と仲良くなることも苦労するはずです。情報を知って初めて相手から信頼される場合だってあるので、そもそも人と仲良くなる「スタートライン」にも立てていないのです。