「がさつ」という言葉を聞いたことはないでしょうか。
がさつとは、「雑」という意味で、がさつな人は大雑把で不器用な人のことを指します。
元々の性格が「別に周りが汚くてもいい」という大雑把な場合もあれば、物事に集中してしまいすぎているので、他のことを見る視野がないという人も、がさつになりやすいです。
時に、几帳面な人から「もっとちゃんとしてくれ」と注意を受けることがあるのではないでしょうか。
今回は、がさつな人の特徴や心理を紹介します。

場の空気が読めない

がさつな人は、場の空気を読むことが苦手です。
物事を深く考えないという特徴も持っていますので、いわゆる「誰が何を考えているのか」ということも考えない傾向にあります。
例えば、普通の人なら「ピリピリしている」ようなことがわかる雰囲気でも、がさつな人は雰囲気を読まず、無神経な一言を言ってしまうことがあるのです。

声がやたら大きい

がさつな人は、やたらと声が大きい場合があります。
なぜ声が大きいのかというと、こちらも周りの雰囲気を読めないことが原因です。例えば「うるさい」という気持ちがそもそもない場合があり、他の人が「うるさい」と思うことに対して鈍感なのです。

面倒くさがり

がさつな人は、面倒くさがりな一面があります。
物事を深く考えない理由が「面倒」だということです。例えば部屋の掃除をするにしても、面倒くさいため妥協したり、掃除をしなかったりしてしまいます。

スポンサーリンク


不器用

がさつな人は不器用なことが多いです。
器用な人間は「どんなこともそつなくこなす」ので、「行動すること」自体が楽しい事が多いです。しかし、不器用な人は「失敗することも多い」ため、行動が楽しくないのです。それが原因で消極的になってしまいます。

モノをよく壊す

がさつな人は、モノをよく壊すことが多いです。
雑な性格はモノにも影響を与えるのです。例えば、自分が丁寧に使っていたつもりでも、どんどんがさつな扱いになってしまい、消耗が早く感じるはずです。

開き直っていて反省しない

がさつな人は、開き直って反省しない一面があります。
前述の通り「どんなことがあっても気にしない」ことががさつな人の特徴なのです。そのような人は、自分がなにか不利益が被った場合にも、特に気にしたりしません。
失敗しても「別にいいや」と思っていて、反省するような心理ではないのです。

スポンサーリンク


仕事や生活に工夫が無い

仕事や生活に工夫が無い人は、がさつなはずです。
大雑把な一面が非常に強いので、自分の生活の中に「工夫」は一切見られないことが多いのです。
例えば、買った物をそのまま使い、ダメになったらそのままポイするのです。生活が上手な人は節約してなんとかお金を溜めることができるのです。

信用されない

がさつな人は、基本的に信用されません。
なぜ信用されないのかというと、不器用で大雑把なので、「この人に任せたら汚い出来になる」という風に思われてしまうのです。
出来合いが雑になってしまったら「仕事」になりません。従って、信用を得ることができないでしょう。

おわりに

今回は、がさつな人間の特徴を紹介しました。
がさつな人間は信用を得られることが少ないため、ある程度信用を得るには少しでも几帳面に近づける必要があります。
人間の心理を変えることは難しいので、苦労するはずですが、少しでも改善に向けて努力しましょう。