能天気な性格とは、どのような性格なのでしょうか。基本的に物事を楽観的に捉えていて、危機感を感じていないような性格のことを、能天気と言うのです。
焦ったりはしないため、冷静さを一応は持っています。しかし、ゆっくりとした心構えが仇となり、締め切りに間に合わなかったり、鈍感になってしまったりと、弊害もある性格なのです。
今回は、能天気な特徴を紹介します。

運がよく、なんとかなると思っている

能天気な人は基本的に運がよく、トラブルが起こったとしても「なんとかなる」と思っていることが多いです。
一度窮地に陥った場合危機を感じるはずですが、運がいいことが幸いして、これまでに危ない橋を渡ったことがないのが原因です。
何か起こったとしても謝れば済むと思っているようなものなので、能天気な人の特徴の中では「悪い特徴」と言えます。やはり責任を持つことは大切なのです。

ストレスを感じにくい

能天気な人は、ストレスを感じにくいです。
あまり深く考えないような性格がストレスから守ってくれていると言えるでしょう。人の気持ちにも鈍感な部分があり、他人の行動をいちいち気にしたりもしません。マイペースで、自分なりの足並みで周りに溶け込もうとしています。

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明るくて前向き

能天気な人は、明るくて前向きな特徴を持っています。
基本的に「気にしない」ことを武器にしている能天気な人は、人の気持ちやトラブルを気にすることは少ないです。つまり、余計な悩みがないということになりますよね。悩みがないので堂々と生活することができ、明るくて前を向いた性格になりやすいのです。

失敗しても落ち込まない

能天気な人は、自分が失敗したとしても落ち込みません。
失敗したとしても「なんとかなるさ」という気持ちがあるため、改善に向けて自分なりに考えることを優先するのです。芯が強いと言えばちょっと違いますが、自分のペースでゆっくりと前を向いていると言えるのです。

わかったつもりが多い

能天気な人は物事を深く考えないので、一度言われただけではわからない場合があります。
しかし、本人は「わかったつもり」であるかもしれません。深く考えないということは、言われたことを理解するのに時間がかかるということです。その中で、「理解は完全にしていないけどとりあえずやってみよう」という気持ちが生まれてしまいます。

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失敗しても反省しない

能天気な人は、失敗しても反省しない傾向があります。
なぜなら、失敗したとしても「なんとかなる」と思っているからです。つまり、「次」があるという甘ったれた考えを持っていると言えるのではないでしょうか。
その甘えは「前を向く」には必要ですが、「責任を取る」という観点からはマイナスに働いてしまいます。

やるべきことを先延ばしにする

能天気な人は基本的にマイペースなので、やるべきことを先延ばしにする可能性があります。
故意に先延ばしにしているわけではなくて、自分のペースでいつか片付けようとしています。その「自分のペース」が乱れた場合、どうしても先延ばしになってしまいますよね。

おわりに

今回は、能天気な人の特徴について紹介しました。能天気な人は穏やかな印象があるかもしれませんが、「穏やか」と「マイペース」は違います。人の気持ちをあまり考えず自分の世界で生きている人なので、社会に出た時に仇となる要素はたくさん詰まっています。