例えば仕事で、まだ自分のやるべきことが終わっていないのに他の仕事を請けてしまうような人はいないでしょうか。それはまごうことなき「安請け合い」であり、基本的には自分の足を引っ張ってしまう存在です。
このケースの場合、自分の仕事はまだ終わっていないので、余計な仕事を作ってしまうことに当たります。自分の身の丈に合わない仕事を安請け合いした場合は、組織の足を引っ張ってしまうことまであるのです。
今回は、安請け合いしてしまう人の特徴を紹介します。
楽観的ですぐに自分でもできると考えている
安請け合いする人の心理は、「まぁ大丈夫だろう」というものです。
つまり、その仕事に対して楽観的に感じていて、自分でも事足りるだろうと思っているわけです。そういった場合、本当に何気ない気持ちで仕事を請けてしまいます。
自分のキャパシティを理解していない
自分のキャパシティというのは、いわば自分の処理能力のことです。
冒頭で自分の身の丈に合っていない仕事の例を出しましたが、まさにそのような状態です。能力を把握していないがために、それ以上の力が必要な仕事を請けたとしても、自力で解決できないのです。
そんな仕事でも引き受けるような人は、安請け合いしていると言えるでしょう。
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自己犠牲を払うタイプ
仕事を多く請け負うということは、プライベートの時間が削れてしまうことに繋がります。そんなリスクを負うということは、自己犠牲を払ってると言えるのです。
自分の時間を犠牲にできるような人は、自分のことを二の次に考え、安請け合いをしてしまいます。
ただし、このような人は責任感も持っています。安請け合いした仕事も最後までこなします。
気が弱い
気が弱い人は、頼まれた仕事を断ることができない場合があるのです。それも安請け合いの原因になっていて、断れないから仕事がどんどん溜まることに繋がります。
人から嫌われるのが怖い
人から嫌われるのが怖いという人は、安請け合いをしてしまうことが多いです。
人間とは、本当にちょっとしたことで相手の評価がコロコロと変わります。例えば「この人は頼んだ仕事をしてくれない」という評価のせいで、嫌われることだってあるのです。
そのような嫌われ方をされたくない人は、渋々仕事を安請け合いしてしまうのです。
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義理人情に厚い
義理人情とはどういうことかというと「みんなが辛いなら自分もがんばろう」という気持ちのことです。例えば、他の人がきつい仕事をしていた場合、自分も力になるために人情を発揮して、率先して仕事を手伝おうとするのです。それが安請け合いに繋がりますが、その心理で安請け合いする人は責任感もあるので、仕事をこなすことができるはずです。
自分がやらないと気が済まない
とても仕事熱心な人は、自分の仕事にある種のプライドを持っています。
そのような人は、自分がその仕事をやらないと気が済まないような心理が働いているのです。
「この仕事は自分しかできない」と思っていたら、どうしてもその仕事を行いたくなりますよね。そのような気持ちがずっと働いていると言えます。
おわりに
今回は、安請け合いをしてしまう人の特徴を紹介しました。
基本的に安請け合いは悪いことですが、自分に能力があるのでしたら、積極的に仕事を手伝うのは必要かもしれません。
出来る範囲で、自分の仕事を増やしていきましょう。