「社畜」という言葉を聞いたことはないでしょうか。社畜とは、長時間労働に耐え、残業代を出さないでさらに休日出勤などの不利な労働環境でも働くような人たちを指します。
社畜になってしまった場合、人生の大半を仕事に費やしてしまう可能性もあり、年々問題視されています。
社畜を社畜と思っていない人も多く、働いていることを生き甲斐としている人は、中々自分を社畜だと思っていない場合もあります。
今回は、社畜を自慢している人の心理や特徴を紹介します。

忙しいことに安心している

自分が忙しいことにやりがいを感じている人は、そもそも自分のことを「社畜」と思っていない可能性があります。
そのような人は、自分が働いているという事実に安心をしているので、労働の疲れを知りません。従って、そんな自分をすごいと思う傾向にもあるのです。

仕方がないとよく言う

起こってしまったものは仕方ないと割り切ることができる人も、社畜を我慢できる人の心理です。
会社が社畜を量産してしまうのは、単純に利益不足だったり、会社の環境が悪かったりと、個人の力ではどうしようもないことは多々あります。従って、その原因を受け入れ、社畜として頑張る道を選んでしまうのです。

スポンサーリンク


会社から期待されていると思っている

会社から期待されたい、評価されたいと思っている人は、ある程度社畜環境にも適応できます。
そのような人は「評価」目当てで努力をしているので、頑張りが評価されなかったり、実を結ばない時、一気に崩れてしまう可能性があります。うつ病などになってしまうこともあるのです。

消耗する自分に惚れ込んでいる

「窮地に追いやられている自分かっこいい」と思っているパターンもあります。これも一種の「仕事に対する生き甲斐」なので、悪いことではありません。
そのような人間は。自分に惚れ込んでいることも相乗して、自分が社畜であることを自慢しがちです。「自分はこれだけ忙しい人間だ」などと自慢してしまうのです。

滅私奉公が愛社精神となっている

「愛社精神」とは時に厄介なもので、自分の時間が削られたり給料が出なかったりと、自分に不利になる条件でも会社のために受け入れる傾向があります。
そのような愛社精神が強い人は、第一に「わが社に貢献すること」が使命と思っているので、その使命を全うしていることを自慢したがります。

スポンサーリンク


必要とされていると実感がある

自分が必要とされているんだということに、仕事の生き甲斐を見出している人もいます。自分が必要とされることがうれしくて、その期待に応えようとしている人は、ついつい働きすぎてしまいます。その結果、社畜自慢をしてしまうのです。

身を粉にして働くことを美徳としている

自分の身を削ってまで働くことを素晴らしいと思っている人は、社畜自慢をする人の特徴です。
自分の身を削ると体調不良等の問題がありますが、それよりも会社で働くことを生き様としている人に多い特徴です。そのような人も、疲れを知らずにいつまでも働きます。
ただし、やはり働く自分に対して惚れているような状態なので、一度会社から必要とされていないと感じたら、他の会社に移るということもあります。

おわりに

今回は、社畜を我慢できる人の心理や特徴を紹介しました。
社畜に対する考え方は様々ですが、自分の一度きりの人生を会社だけで食いつぶされてしまうというのは、やはりすべての人間が重く考えることが必要とされている時代です。自身の労働環境等をしっかりと見直してみるのも、人生を振り返るいいチャンスなのです。