通勤電車は、仕事へ行く前の大切な時間です。その時間で無駄に立って疲れてしまっては、その後の仕事にも影響が出ます。いわゆる体調管理にも関係してくるのです。
なるべくなら通勤電車で座ってのんびりとしたいとは思いませんか。
今回は、毎日の通勤電車で座るテクニックを考えていこうと思います。

始発に乗る

平均の業務開始時間、学生たちの授業開始時間はおおよそ8時~9時と言われています。
ということは、その時間のちょっと前、7~8時の間は電車が込みやすくなります。
従って、「その時間には乗らないようにする」ということが重要になります。例えば、7~8時よりも早く、確実にピークの時間よりも人が少ない始発電車に乗れば、確実に座ることができるでしょう。
始発の時間に乗ることが難しくても、いつもより早い電車に間に合えば、座れる確率は高くなります。

一本電車を遅らせる

これも、通勤電車で座るには重要なテクニックです。
通常、電車を乗る前に、乗り口前に並ぶと思います。電車を一本遅らせることによって、次の電車を待つ時間が増え、自然と並んでいる乗り口の前のほうに並ぶことができるのです。
前の方に並ぶことができたら、電車がホームについたときに他の人よりも早くその電車の中に侵入できるということなので、単純に「空いている席を探すことができる」のです。席が空いてない場合もありますが、後ろのほうに並んで電車の中に入るよりも、座席に座れる確率はグンと高くなります。

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座席の前に立つ

残念ながら座ることができなかったとしても、まだ座ることをあきらめてはいけません。次に重要なのは、座席の前に立つことです。
座席の前に立って、座っている人が席を立って電車を降りるときに、すかさずその人が座っていた席に座るという方法です。
まるでハイエナみたいな方法ですが、他の人が席を離れたときに自分が近くにいることができれば、他の人たちよりも席の近くで「座ろう」と行動に移すことができるのです。

座っている人を観察する

席の前に立つ方法の応用ですが、座っている人のことを観察することも、最終的に自分が座れるかどうかのポイントになります。
例えば、キョロキョロしている人や時計をよく見ている人、置いていた荷物を抱えだした人等、「今から降りますよ」という合図を何かしらするような人は、近くの駅で降りる可能性が非常に高いです。その人の席を狙い、近くに立つことは非常に重要なのです。
電車で立っているときも、常に座っている人のことを観察してみてください。

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降りる人の顔を覚える

毎日電車に乗っていると、「あ、またこの人いるな」といったような出会いがあると思います。その、電車内でよく会う人が、どの駅で降りるのかを把握することも非常に大切です。
なぜかというと、その人が仮に席に座ることができていた場合、「この人はこの駅で降りる」とある程度ヤマを張ることができます。その人がいつも降りる駅が近くなったとき、その人の近くにさりげなく移動し駅に着いた瞬間に座る、という算段です。
毎日毎日電車に乗っていると、自然と同じタイミングで電車にのる人の顔を覚えることがあると思いますので、その記憶を無駄にしてはいけません。

おわりに

通勤電車で立つことほど、時間を無駄にすることはありません。余計に疲れてしまうし、運が悪ければ痴漢と間違われたりするかもしれません。
効率よく「疲れない」ためには、ある程度普段の行動を楽にすることが重要で、通勤電車の場合は「立たずに座る」ということが「楽な行動」なのです。
これをみて、なるべく通勤電車で座ることを意識して、自分から積極的に座るための行動を起こすようにしてください。