会社でしばらく働いている人にも、独立したいと考えている人もいるかもしれません。

もしくは今の会社が嫌で、何とか自由で自分のやりたいように仕事がしたいと、独立起業したい人もいるでしょう。

ただ、独立にも向き不向きがあります。今回はサラリーマンを辞めて独立起業に向いている人の特徴や性格をまとめました

個人的なスキルを持っている

独立する人は自分がそれをメインの仕事にできるスキルを持っています。

むしろこれがないと何を武器に起業するのか分からなくなってしまいます。自分の「売り」をしっかり持っている人は、独立しても軌道に乗せることができるでしょう。

もし自分にはこれといって目立つようなスキルがないと言う場合は、今あなたが持っているスキルを別の視点から見直したときに活用できるものがないかを考えてみましょう

普通のサラリーマンをしているだけでは独立できるようなスキルを身に付けることはまず不可能です。言われた仕事をこなしていることの方が多いですからね。

通常の会社員としての「仕事(業務時間)以外」に自分で学び、経験を積み重ねていく姿勢を持って、日ごろからスキルを得るために努力をし続けられる人が独立に向いていると言えるでしょう。

メンタルが強い

独立起業すると言う事はすべての責任を自分が負うことになります。

上司に支配されるわけではないので、自由と言う意味では気が楽ですが、その責任感はサラリーマンの比ではありません。

例えば、事業資金を銀行から借りたい時に、あなたの会社がお金を借りるのですけれども、その保証人としてあなた個人が入るのです。もしビジネスで失敗をして返済ができないとなればあなたの個人的な財産がなくなります。

例えば、ビジネスの最中に何かしらの失敗をして損害が出てしまったとしましょう。サラリーマンであればその損害は会社が負担し謝罪などは上司が担当してくれます。しかし独立した時は全て自分でやらなくてはならないのです。お金の負担から謝罪まですべてを自分の責任の中でやらないといけないのです。

独立すると常に不測の事態が連続して起こります。

そのような環境の中で毎日を過ごすのですから、強いメンタルが必要になるのです。

ですので、自分の計画通りに進まないとストレスが溜まってしまう人や完璧主義の人は独立に向かないと言えるでしょう

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危険負担が出来る

独立して仕事をするとチャンスが巡ってきたときに自分の判断でそれを掴むかどうかを決められます。

しかしチャンスはリスクや失敗の危険を付きまとっているため、そのリスクを取る決断ができるかが重要です。

もしトラブルが起きたときに、すぐに行動ができるのか?そこが重要になってきます。

必ず想定外のことが起きます。そういったリスクに対応できる危険負担の覚悟ができている人は独立に向いていると言えるでしょう

逆に、危険負担ができない。失敗することが怖いという人は独立には向いていません。

行動力がある

行動力と一口に言っても独立できる人にとっては2つの意味があります。

1つは「機動力があること」もう一つは「大量行動ができること」この2つを持っている人は独立に向いていると言えるでしょう

すぐに行動できる機動力

機動力とはフットワークが軽くスピーディーに物事を進めることができる力のことをいいます。

大企業とベンチャー企業の大きな違いはこの機動力です。

大企業では契約の手続きが始まってから、企業内部での決裁が何度も繰り返されやっと実行にうつされます。一方ベンチャー企業ではそのような社内での根回しが必要ないので、すぐに実行に移されます。このスピード感が大きな違いです。メリットです。

逆に言うと独立できる人はこのスピード感・機動力がないと大手に太刀打ちする事は一切できません。独立して間もない頃は特にこの機動力を意識しないといけないのです。

サラリーマン時代からフットワーク軽く仕事ができている人は独立しても起動力に磨きをかけることができるでしょう。

仕組み作りに大量行動できる

独立すると言う事は顧客の確保から商品の開発・販売まで全てを自分でやらないといけないのです。自分が働くことで収入を増やすことができるでしょうけれども、その仕組みを作るまでが1番苦労するところです。

事業が軌道に乗るまで、もしかすると何日も眠れないと言う日々が続くかもしれません。自分がやるべき仕事に向かって、作るべき仕組みに向かって大量に行動できる人は独立に向いていると言えるでしょう。

またサラリーマン時代に自分の仕事のスキルを身に付けるために、自己学習ができたり、経験を磨くための何かしらの行動を自発的にできる人は、独立してもその力を発揮することができるでしょう。

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自分で考える力がある

独立した人独立に向いている人に共通するのは自分で考える力がある人です。

よくインターネットとかで目にするのは、「これから起業したいのですが何か方法はありませんか?」と質問している人ですね。

正直、人に教えてもらおうとしている時点で独立に向いてはいないでしょう

独立すると言う事は「誰にも頼らず自分で道を切り開く」ことなのです。

そういう人が他人に自分が何をすれば独立ができるかなど聞いているようでは、スタートラインに立つことすらできません。何かを始める時に、まず他人に意見や答えを求めている人は独立しないほうがいいのです。

独立した経営者や事業主に対してアドバイスをしてくれる人なんて存在しません。

すぐに人に聞いてしまう癖がある人はサラリーマンのままの方がいいです。

おわりに

独立に向いている人は自分で自分のことができる人です。やるべきことを理解し、どのように行動すれば良いか、必要ならば寝る間も惜しんで大量に行動して、リスクや危険も負担する覚悟がある。そういう人が独立に向いているでしょう。

これらはサラリーマン時代に意識して鍛える事が可能です。惰性で日々過ごすのではなく、独立するために必要な技術やマインドを日ごろから訓練していきましょう