面接で意図がわからないような質問をされた経験はありませんか?

結局上手く返答出来ずに苦い思いをしてしまうことがあると思います。

私の就職活動の時は氷河期と言われていて、何度も何度も面接を繰り返していました。

そこでは「なぜこんな質問をしてくるのか」と疑問に思うようなこともありました。

今落ち着いて当時のことを振り返ると、その質問にも意味はあったのかなと思います。

難しい質問をしてくる理由

・聞いてはいけない質問と知らない
・その人の思考を見てくる

この2点になります。

聞いてはいけない質問とは

仕事以外のプライベートに深く突っ込むような質問は採用側も原則聞いてはいけません。

例えば、「政治思想や宗教思想」が代表的です。それと特に女性に多いのですが「恋人はいるか」「結婚・出産の予定」「病歴」などを質問してくるような会社も存在します。

このような質問をしてくる時点で就職候補先からは外した方が無難でしょう。

最近は思想信条を聞いてくることはあまり聞きませんが、女性に対しては上記のような質問をしてくることは多いですね。

女性の活躍推進というものが叫ばれている中でも、出産を望む人はすぐに仕事を休む可能性が高いから雇わないという気持ちが伝わってきます。もちろん、そうでない会社も多いでしょうけれど、妊娠が発覚した時点で退職させる方向に仕向ける会社もあります。まだまだ闇の深い問題です。

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その人の思考を見てくる

むちゃぶりな質問をすることで相手の考え方を見る質問です。これなら試されている感じがあるのでまだ納得はできるかもしれません。

難しい質問やよく意味の分からない質問を上手く返すことで相手への印象を高めることができます。

具体的にむちゃぶりかなと思う質問と聞く理由を考えてみました。

あなたのあだ名は何ですか?

周囲になんと呼ばれているかを聞くことで人間関係の構築が出来ているかを見てくる質問です。実際に私が転職面接のときに聞かれました。

単純にあだ名を答えて終わりではなく、なぜそう呼ばれているのか、誰に呼ばれているのか、その人とは良い関係が築けているかを加えるとより具体的なアピールになります。

前職のときはパートの方々に○○と呼ばれておりました。パートの方々は私の母位の年齢の方が多く・・・・・・

とあだ名と人間関係の良さ、コミュニケーションの取り方などを踏まえながら回答しました。

明日は雨の予報ですがどう思いますか?

この質問をただ雨は嫌ですと答えてしまってはいけません。

雨が降ることで何が予想されるかを業界や仕事でどのように絡めていけるかを考えさせる質問です。
突飛なアイディアは不要ですが何かしらのビジネス上のチャンスや注意点を上げることができれば好印象です。

小売業であれば傘がよく売れるとかでもいいですし、営業職であれば道が混むことが予想されるので若干早く出発するでもいいです。

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今の職場を辞めようと思った理由を教えてください

転職面接ではよく聞かれるかもしれません。これ以外にも前の職場の人間関係や、仕事での失敗談、失業期間中の過ごし方など、前職に絡んだ質問が来ることは予想されます。

正直なところ「嫌だから辞めた」というのが正解なのでしょうけれど、それではただ逃げただけという印象を与えてしまいます。

答えにくいけれど転職面接ではほぼ間違いなく聞かれるであろうことは、自分の中で想定問答を作っておきましょう。

ポイントは
「前向きな転職理由を用意しておく」
「正直に言えることは正直に話す」
「最低限のことを話す」
「前職や他人の悪口は言わない」
の4つです。

これを意識して事前に自分の中で回答を準備しておきましょう。

おわりに

難しい質問や答えにくい質問を上手く切り返すことで相手の印象が良くなることがおおいです。

むちゃぶりな質問に対して想定問答を作ることは難しいのですが、事前に聞かれそうな質問は想定問答を作って自分の中で消化できるようにしておきましょう。