自分の身の回りに、よく失敗をしてしまう人はいないでしょうか。その人は「ドジっ子」と呼ばれる人たちです。
他の人よりも要領が一回りも二回りも悪いので、行動の効率も悪くなっています。その結果なにが起こるかというと、自分の行動だけでは物事の処理や対処ができなくなり、結果ドジを踏んでしまいます。他にも、日常生活でぼんやりと過ごしていたせいでちょっとしたことで損をしたり、転んだり大事な話を聞き逃したりします。総合的に見て注意力も足りていません。
今回は、ドジっ子の特徴を紹介します。

不器用である

ドジっ子は、基本的に不器用です。
物事をそこはかとなくこなす人は、いわゆる万能型の人間で、どんなことも器用な一面を持っています。反対にドジが多くて周りに迷惑をかけている人は、不器用なことが原因かもしれないのです。なぜなら、「丁寧に行動すること」が苦手なので、行動すべてに粗があるからです。

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不器用な人の特徴と性格-要領良くできない人の傾向

ADHD

ADHDとは「注意欠陥・多動症」という発達障害の一種です。「不注意」「多動性」「衝動性」の3つから来る症状で、注意不足だったり、落ち着きがなかったりします。
ADHDの人は行動がそもそも挙動不審なので、その分慌てた行動が多くなり、結果的に失敗することが多いのです。

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本人に悪気はない

普段ドジをしている人は、悪気があってドジを踏んでいるわけではありません。
本人は一生懸命のつもりでも、自分の要領や効率が悪いせいで、空回りしてしまっています。

忘れっぽい

忘れっぽい人も、ちょっとしたことでドジを踏んでしまいます。
記憶力がないので、「言われたこと」を記憶することを苦手としています。仕事でも「言ったはずなのになんでできないのか」と怒られることが多いのではないでしょうか。

身体能力が低い

ドジっ子は、運動能力が低い場合が多いです。
運動能力は普段の生活にも現れることが多く、身体のバランスがいい人はテキパキ動くことができ、ちょっとした不注意くらいで転んだり、焦りを出すようなことはありません。しかし、身体のバランスが悪く、身体能力が低い場合、普通の人よりも単純に「とろい」「鈍い」印象を受けてしまいがちです。

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自己イメージが低い

ドジっ子は、自己イメージが低い可能性が高いです。
自己イメージとは、自分の中で成功する記憶をイメージすることです。成功する姿を思い描けないからこそ、ひとつの行動に迷いが生じて、結局どうすればいいのかわからないままオロオロしてしまいます。

視力が悪い

視力が悪い人も、ドジを踏んでしまうことが多いです。
目が悪いので、なんらかの作業をするときに仇になる可能性がありますよね。目が悪い分目を凝らして作業をしなくてはいけないので、その分集中力を使ってしまいます。また、視界に入らなかったことにも気づくことができないので、どうしても注意力も低く見られがちです。

同時に複数のことができない

ドジっ子は基本的に要領が悪いので、複数の事を同時に行うことを苦手としています。
ひとつのことすらも効率のいい行動ができないのに、複数のことをまとめて行えるわけがありません。

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おわりに

今回は、ドジっ子の特徴を紹介しました。
ドジっ子は決して「わざと」足を引っ張っているわけではありません。むしろ、失敗する分人よりも努力をしている可能性が高いです。
長い目で見てあげることが必要で、見捨ててしまった場合、彼らの潜在能力を全て捨てることにも繋がります。