あなたの周りにも、もしかするとあなた自身が仕事ができないと思って悩んでいるのかもしれません
かといって仕事バリバリこなして定時で帰っている人がいるのもまた事実です。
今回は仕事ができない人の共通点やその特徴を考えてみました
言われたことしかしようとしない
指示されたことしかやらないならバイトでもいいじゃない。
本来仕事は時間ではなくて成果で図るべきものだと思います。上から指示されたことをやるそれは仕事をして行く上では当たり前のことです。
それを踏まえて自分で考え、それに+ αで何かできるかを考えることで仕事の幅が広がっていくのです。
それに考えてみてもください、上司の指示が部下であるあなたのためを思っての指示をしているとは限らないのです。
会社の風土によっては、部下はただの小間使いで奴隷みたいなものだと考えている上司も多くいるでしょう。
そういう上司の言われたことに従ったところであなたの仕事の幅が広がりませんし、都合のいい奴と思われて終わりです。
自分のスキルが上がっていくかどうかそこを考えながら仕事をしていくこれが仕事の本質を見ることができるようにするポイントだと思います。
仮に転職をしても違う環境で働ける力を身に付けるイメージです。
下積みを美化する
誰しも下積み時代を経験するものです。しかしそれを美化してはいけません。
この仕事を一人前にこなすために10年かかると言われたとしてもそんなのきっと嘘です。
例えばお寿司屋さんの職人になることを例にすると、酢飯を炊いて魚をさばいて、いっぱしのお寿司屋さんになるのに10年から20年かかると言われている世界でした。
しかし昨今、寿司職人専門の学校ができて3ヶ月~半年程度で一流のスキルが身に付くのです。そこを卒業した人がミシュランで星を獲得する位のクオリティーなのです。
長い間下積み期間を経てやっと一人前になった。それはそれで理解できる話なのかもしれませんが、もっと早く技術を手に入れる方法はあるはずです。
待っているだけではダメです自分から行動しないといつまでたっても仕事ができないままなのです。
行動力がない
成功する人の特徴の中に大量行動ができる人が挙げられます。
これは仕事ができる人にも共通します。
例えば特に新人の頃、仕事に関する知識や経験が乏しく苦労することがあるでしょう。おそらくほとんどの人が苦労しているはずです。
その中であなたはどのような仕事してきたでしょうか、会社の業務時間の中でだけ仕事のことをやればいいと考えていたのでしょうか?
仕事の時だけ仕事のことを考えればいいと思っているのでは残念ながら仕事ができるようにはなりません。
労働基準法とか関係なしに仕事以外の時間でも何かしら自分の時間を使って勉強したりスキルを磨いたりしている人が仕事ができる人なのです。
四六時中仕事に関する勉強や考え事をしろと言っているのではありません。
特に新人と言われている時代は誰かが丁寧に教えてくれるわけでもなく、自分自身で仕事の流れやコツを身に付けないといけないのです。
そういった状況の中で言われたことだけを、言われたままやっているだけでは、考えの幅を広がりませんし新しい知識も入ってきません。
それに比べて、自らたとえ自分の時間を使ったとしても学ぶ姿勢を貫いていく人はどんどん仕事ができるようになっていきます。
かなり早い段階で実力に差が出始めます。特に自分の仕事が軌道に乗るまでは大量行動ができる人が、仕事ができる人ひいては成功する人になると言えるのです。
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無駄な仕事を率先してやる
会社の中には無駄な仕事と思われるような仕事がたくさんあります。
報告するためだけの資料、仕事のための仕事、組織の自己満足のための仕事など、一体誰に対して何のための仕事なのかもわからないような作業が結構あります。
組織が大きくなればなるほどその組織の自己満足のための仕事が多く入ってきます。そういった仕事を喜んで率先してやっている間は新しい知識や自分のスキルアップにつながることを身に付けるのは難しいです。
無駄な仕事を率先してやれば周囲の人は、一瞬はよく思ってくれるでしょう。
しかしその瞬間はたった一瞬でそこから大きな仕事を任せてくれるかどうかは結局その人のスキル次第なのです。
仕事を任せられるかどうかは仕事ができるかどうかが大きな要因であって、人間性が良いかどうかはその下の次元にあるのです。
無駄な仕事に関わっているとそもそも仕事ができるという評価につながる事は、残念ながらほぼないでしょう。
力の入れるところ、自分の優先順位を見直してみてはいかがでしょうか
余計な副業をしようとする
仕事ができない人は給料が上がらないので副業で稼ごうとします。
それ自体は悪いことでは無いのですが本業がおろそかになってしまっては副業どころではなくなってしまいます。
収入を上げるために副業すると言う事は結局のところ自分の時間を切り売りするしかないのです。特に仕事ができない人は時間給単位でしか業務を判断できないので、この傾向があります。
仕事ができない人が副業してもどれだけ収入を上げることができるでしょうか?
労働時間を増やせは収入が増える。そんなの当たり前なのです。
仕事ができない人は労働時間増やさないで収入を上げるそこに意識がいかないのです
資格でごまかそうとする
正直これは偏見な気もしますが、仕事ができない人は資格を取ろうとするアピールをしてきます。
本当に優秀な人は資格を取った上で、どうやってそれを生かすか。そこまで考えています。そしてそれを生かす計画を立てています。実際に合格する勉強量と行動力が伴っています。
しかし残念ながら仕事ができない人は「資格を取とればなんとかなる」「資格を取るだけで給料が上がる」と信じ込んでいます。
資格があるだけで仕事ができるわけではありません。履歴書に箔がつく位で仕事ができることの証明にはならないのです。
仕事ができる人ほど実績や経験が必要と言い、仕事ができない人は資格さえあればすべてがうまくいくのにと言っているのです
出来ることとやりたいことが混ざっている
好きなことを仕事にする、やりたいことを仕事にする、それが実現できている人は世の中にどれくらいいるでしょうか。
「今やっている仕事は好きでは無い。だから仕事ができないのだ。」
そう思ってはいませんでしょうか?
確かに向き不向きがありますしかしそれがやりたい仕事かどうかは別の問題です。
仕事ができる人、成功する人はたくさん経験して自分が活躍できるフィールドを見つけることができた人です。
自分の向き不向きを捉えて自分の向いている仕事に力を注ぐ。これが仕事ができる人の特徴です。
逆に言うと残念ながら自分に向いていなかった仕事であっても、これは自分のやりたかった仕事だからとか、今までこれしかしてなかったからこれ以外できないとか、新しい物や可能性を考えることなく自分の空に閉じこもってしまうのです。
そうなると自分の殻を破るのはとても大変なのです
不平不満が多い
仕事ができない人の特徴としてよく出てくるのが、不平不満が多いことです。
何か失敗してもすぐ他人や自分以外の環境のせいにすることが挙げられます。
常に自分が悪くないと自尊心を持っているのです。そのこと自体は悪くは無いのですが、他人のせいにする癖がある人は反省したり改善したりすることができません。
何か間違いを犯してもすぐに他人や環境のせいにして、その後また同じことを繰り返すのです。
他人のせいにする事は簡単ですが、他人は簡単に変わりません。他人の悪口を言っている暇があるのであれば自分の実力を上げることに注力した方がはるかに生産的です
細かいミスが多い確認作業が嫌い
仕事をするときには確認作業をするでしょう。書類を作った時など、途中途中で確認したり、終わりの段階で確認したり、確認を頻繁にしている人は仕事ができる人です。
逆に言うと、何かを作っても作りっぱなしで確認することなく提出してしまう人は、いつミスが起きてもおかしくない状況にあります。
細かいミスが多く注意力が散漫になっている人は確認作業もおろそかにしていると言うことです。
小さなミスを繰り返す人に大きな仕事を任せることができません。簡単な仕事もしっかりこなしている人にチャンスが巡ってくるのです
時間にルーズ
時間を守れない人は総じて仕事ができないでしょう。
中には不測の事態によってたまたま遅刻をしてしまったと言う人もいるかもしれません。
そういう人は例外としても、頻繁に遅刻をしたり約束の時間に現れなかったり、逆に早すぎる人も仕事ができる人とは言えないのではないでしょうか。
仕事ができる人は締め切りをしっかり守れる人です。締め切りをしっかり守れる人は時間の管理もしっかりしている人です。
もしいつも遅刻をしていたり、時間や締め切りを守れないと言う人は時間の感覚を身に付けるだけでも改善できるところが増えてきます
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仕事ができない人への対処法
今度は自分の周りに仕事ができない人がいるときの対処法を考えてみましょう。
関わらないようにする
まずその仕事ができない人が自分の部下でもない限りは関わらないようにする。ちょっと冷たいですけれどね。
心の優しい人は仕事ができない人を優しく手厚くサポートすることで喜びを感じる人もいるでしょうが、上記のような特徴のある人の場合はどんなに優しく接してどんなに丁寧に教えたとしても、残念ながら花開く見込みはありません。本人に改善しようとする意識が無いのですから当然ですよね。
その人の指導担当と言うわけでないのであればその仕事ができない人とはなるべく関わりを持たず自分の仕事に集中しましょう。
優しく褒めて接する
残念なことに仕事ができない人を部下に持ったりペアを組んだりしている場合はかなり苦労することを覚悟しましょう。
厳しくすると相手の許容量を一気に超えてしまうので、優しくゆっくりと時間をかけて教え込まなくてはいけません。
さらに上記に書いたような仕事ができない特徴がある人は、自分の中で固定観念を作り上げてしまっている場合が多いので、ゆっくりと時間をかけて優しく褒めて仕事を教えていきましょう。
相手のご機嫌を伺わなくてはいけないのでストレスが溜まりますが仕方がないです。
仕事ができるようになるには
優先順位をつける
仕事ができるようになるには自分の中で優先順位をつけることが大切です。
これは多くのビジネスでも書かれているのですが、自分が今行っている仕事を締め切り順に書き出して、1番締め切り近いものからやっていきましょう。
これだけでもかなり仕事の段取りが良くなります
もう少し時間にゆとりがある人は緊急じゃないけど重要な仕事に時間をかけてみるとスキルが飛躍的に上がります。
時間管理をする
仕事の優先順位が決まったらそれをどれぐらいの時間をかけるかを考えます。
ストップウォッチを使ったりして、最初の予定の時間内に終わっているかも検証してみましょう。
1日の限られた時間の中で、どれだけたくさんの仕事を処理できるか、どうすれば早く仕事が終わるか、それを考えながら仕事をするだけでもかなり変わってきます。
場合によっては今の状況を打開するために短期間だけ強烈な残業が必要なこともあるでしょう。
しかしその残業も今後の仕組みを作るためのものと割り切れば苦では無いはずです。
上司にもそれを説明してこの期間だけ残業させてくれと言えば認めてはくれるでしょう。
その仕事にどれだけの時間をかけてどれだけの成果が出てきたかと言う意識を持つだけで仕事のクオリティーはかなり変わってきます。
同じ1時間働くのであれば時給が高い方が嬉しいですよね。自分の時給単価が上がるように仕事のクオリティーを高めていくのです
帰宅後や休日に勉強する
上記でも書いた大量行動する人と同じなのですが、仕事ができる人は自分のプライベートの時間を使って知識を蓄えています。
何も休日出勤をしたりいつまでも残業しろと言っているのではありません。むしろそれだとナンセンスです。
仕事に関連する本を読んだりビジネス書でもいいです。そういう知識を頭の中に入れるのです。
話し方でもいいですし営業の仕方でもいいですし、自分の身になると思ったものは勉強していくのです。
これをやっている人とやっていない人とでは数ヶ月で大きな差が開いてしまいます。
1万時間何かに取り組めば一人前になると言われています。仕事ができるようになるにはある程度の行動量が必要だと言うことを覚えておきましょう
人に助けを求める
もしあなたの仕事ができないと言う理由があなた自身にあるのではなく純粋に業務量が多い、仕事の難易度が高いと言うのであれば周りの人に助けを求めることも有効です。
その時は上司や先輩に相談することでアドバイスやしてくれるでしょう。
自分が挑戦できる仕事に関しては果敢に挑戦して、それでもダメな時には人に助けを求めましょう。人に頼ることも実力のうちです
おわりに
仕事ができない人の特徴とその改善方法、仕事ができない人と当たってしまったときの対処法についてまとめました
これから機械化や人工知能によってどんどん仕事の価値と言うものが変わってきます
そのような未来が待っている中で自分自身のスキルや考え方、行動力をつけて仕事ができる人にならないと時代からも周りからも取り残されてしまいますよ
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