保存していた砂糖が固まる理由
砂糖が固まる理由は、湿気と乾燥からです。
湿気の多い環境にあると、水分を取り込み表面が蜜状に変化してしまいます。その状態で乾燥するとみつ膜の糖分が結晶化して接着作用を引き起こします。
そして、水分が抜けて乾燥したことで、砂糖の粒同士がくっつきやすくなり固まってしまいます。
簡単に言うと、湿気の水分を吸収してそれが乾いてしまうと固まってしまうのです。
砂糖が固まった時の対処法
・電子レンジを使う
電子レンジを使うと簡単に砂糖がサラサラになります。やりすぎると溶けてしまうので注意が必要ですね。
まずは固まった砂糖を耐熱皿に入れましょう。ケースのままだと容器が変形してしまうかもしれません。
電子レンジで様子を見ながら1、2分チンすれば元通りになりますよ。
砂糖同士をくっつけていた微量な水分を飛ばしてサラサラにすることができます。
注意することは、熱が入りすぎると、溶けたり飴状になったりするので、やりすぎは禁物です
・軽く炒る
これも電子レンジ同様に水分を飛ばすという効果があります。
フライパンで軽く炒ってあげると元通りになりますよ。
これも強火で炒ると溶けてべっこう飴のようになってしまいますから注意ですね。
・食パンを使う
食パンが固まった砂糖の水分を調節する効果があるって知ってました?熱を加えるわけでもなく、食パンの程よい水気と乾燥具合が砂糖をサラサラにしてくれるのです。
適当な大きさに切った食パンをしばらく入れておくだけです。念を入れて上からかぶせるようにもうひとつ入れてみると成功率が高くなりますよ。
一晩置き、翌日食パンを取り出してみましょう。パンの水分を砂糖が吸ってくれていますよ。
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・砂糖を加える
炒ったりなんだりするのが億劫という人もいるでしょう。そういう時は上から新しい砂糖を加えれば復活するのです。
分量は固くなった砂糖と同じくらいです。
ただ古いものが下に埋まったままなので、復活した後は、かき混ぜて使いましょう。
・冷凍庫を使う
冷蔵庫で冷やしてしまうのも手です。固まった砂糖を容器ごと冷凍庫に入れます。
2時間後冷凍庫から取り出し、容器を外へ出します。ふたを取り、30分後に砂糖を崩してみましょう。
まとめ
いつの間にかカチカチに固まってしまう砂糖。削るのも叩いて粉々にするのも大変ですよね。
カチカチになっても性質の変化はないので、捨てるのはもったいないです。これからはゴリゴリ削るのではなく、サラサラに戻してあげましょう。これでイライラも解消されますね。