あなたのまわりの人に好かれる人を見てみると、どうしてこの人は好かれているのかと羨ましくなりますよね。
単純に面白いとか優しいからという理由だけでは人から好かれることってあんまりありませんよね。
人に好かれる人には共通点があった
人に好かれる人は無意識に心理的なテクニックを使っていることが多いのです。
そのテクニックを真似して実践することで、少しでも人に好かれる人に近づくことができるようになります。
好意の返報性
「相手に何かしてもらったら、何かお返しをしないといけない」という心理を行為の返報性といいます。
お祝いを貰ったから、何かお礼を贈りたいというような気持ちになることですね。
人に好かれるようになるには、まず自分から何かしてあげることから始まります。
これはなんでもいいのです。ちょっとしたお土産を買ってくることでもいいですし、仕事を少し手伝うくらいでもいいのです。
ただ、いつも誰かに好意を示し続けるのはとても大変です。
その場合は常に好意的に接するのではなく、最後にしっかりと好意を示すだけでも相手の印象は大きくアップします。
初頭効果
第一印象ですべての印象を決めてしまう効果のことをいいます。
第一印象を決めるのは視覚と聴覚、つまり目と耳からの情報だけで9割近くが決まってしまうのです。
第一印象で決まってしまった印象はなかなか払しょくすることができません。逆に言えば、第一印象がしっかりしていれば多少その後に問題があってもカバーできてしまうのです。
まずは、見た目や声、表情から改善するだけでも効果的です。
最初にする会話の方も相手の印象に残りやすいので、自分の周りにいる人に好かれる人は初対面の人にどういった話をしているのかを研究してみるのもいいでしょう。
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単純接触効果
恋愛テクニックや営業テクニック、勉強法などでも利用されるのが単純接触効果です。
これは会う回数を増やすと親密度が増していくということです。
月に一回1日中一緒にいるよりも、毎日3分会って話をする方が効果的というテクニックもあります。
始めは興味が無くても繰り返し会ったり話したりを繰り返していくだけで好意を抱いていきます。
人以外にもテレビで何度もCMを見ているうちにその商品やBGMに親近感が湧いてきますよね。これも単純接触効果の影響です。
社内恋愛やサークルで恋人ができるというのも、会う頻度が多いから仲良くなるということですから、短時間でも顔を合わせて会うというのは大きな効果があります。
類似性の法則(ミラーリング)
自分と似ている人に対して好感を持つ効果を類似性の法則といいます。この法則を利用したテクニックをミラーリングといい、恋愛や営業などでも利用されていることが多いです。
よくあるテクニックでは、相手が飲み物を飲んだら自分も飲む、相手が笑ったら自分も笑う、相手と同じ姿勢で座るなど、相手の真似をするだけで好感を得ることができるのです。
相手のペースに合わせて真似をするだけなのでとても簡単です。一番実践しやすいのではないでしょうか。
しくじり効果
すこし自分の弱いところを見せた方が好感が持てるという結果があります。
確かに、完璧な人よりもおちゃめな人の方が話しかけやすく、一緒にいて楽しいことが多いですよね。
付け入る隙をあえて作ることで愛されるキャラクターになることができます。
まとめ
テクニックで人に好かれるというのはちょっと…と思っている人もいるかもしれません。
でも、人に好かれる人は上記のテクニックが無意識に出来ているから、人に好かれています。いきなりすべてを実行することは難しいかもしれませんが、ちょっとずつやっていけば自然と人に好かれるようになっていきますよ。