「告げ口」とはどのようなことでしょうか。例えば、周りの人間が立場が悪くような出来事やトラブルが起こった場合、「内緒にしよう」という雰囲気ができるでしょう。その雰囲気に反して、上司に「こんなことがありました」と報告することを、告げ口といいます。
もちろん業務上の報告は大切ですが、もしかしたらそれが原因で誰かが怒られてしまいますよね。
つまり、業務上や道徳上大切なことなのですが、人間の心理で考えたら「迷惑」に当たる可能性があるのが、告げ口なのです。
今回は、告げ口する人の特徴を紹介します。

誰にでもいい顔をしている

告げ口する人は、誰にでもいい顔をしている可能性が高いです。
まず考えられる可能性は、「愛想がよすぎて誰とでも話せるから、その分口が軽い」ことです。また、「外面はいいけど内面では何を考えているかわからない」人も、誰にもいい顔をしていますが、内面でよく思っていないため、告げ口する可能性があります。
何も考えていないか、考えすぎているかが考えられます。

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一見すると愛想が良い

告げ口をする人は、一見すると愛想がいいのではないでしょうか。
誰とも仲良くなれることができる人の特徴で、一見すると愛想がよいのですが、心の中では「嫌いだ」と思っているかもしれないのです。愛想がいいのでその本性は中々見えません。そのせいで油断して、自分の都合の悪いことを告げ口をされてしまうかもしれません。

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人の失敗をじろじろ観察している

人の失敗をじろじろ観察している人はいないでしょうか。人の失敗を観察すること自体性格がいいものではありません。なぜ、そのような行動を取るのかというと、「他人の失敗を伝えて立場を悪くしてしまおう」と目論んでいるからかもしれません。

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愛されキャラを演じている

周りの人から愛されている人は、もしかしたら告げ口をするかもしれませんよ。
なぜなら、「愛されているポジション」が、告げ口がばれても守られると思っているからです。
また、愛されキャラを演じている人は、「媚び」を売っている場合があり、媚びを売るような人は他人を蹴落とす行為は平気で行います。つまり、告げ口する可能性があるわけです。

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正義感が強すぎる

正義感が強すぎる人は、告げ口をする可能性があります。
告げ口をするようなことが起こった場合、大なり小なり「何かが起こった」ことに繋がります。そして、その怒ったことを隠すのは、正義感が強い人にとっては「隠ぺい」と変わらないのです。
正義感や罪悪感から、他人に告げ口をしてしまいます。

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融通が利かない

告げ口をする人は、融通が利かない場合があります。
多少のミスやトラブルは、上司に言わなくてもいいと考えている人も多いはずです。しかし、融通の利かない人は「ルール違反」が嫌いなので、「ミスは絶対にだめ」という気持ちから告げ口してしまいます。

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媚を売ることが好き

媚を売ることが好きな人も、告げ口をしがちです。
告げ口をすること自体が「媚び売り」に繋がる可能性があり、「報告」することによって自分の評価を高めようと目論んでいるのです。

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おわりに

今回は、告げ口をする人の特徴を紹介しました。
告げ口が必ずしも悪いことだとは思いません。例えば「いじめ」なんかは誰かが助ける必要性だってありますので、告げ口は立派な行動です。「よい告げ口」と「悪い告げ口」をしっかりと見極めましょう。よい告げ口をする人を目の敵にすることがないようにしてください。