まるで正義のヒーローのような正義感が強い人に憧れる人も多いのではないでしょうか。色々な人の役に立ち、力になってくれるような人間は、誰からもありがたく思われるはずです。
その一方、正義感が強く人助けをしたとしても、彼らは損してしまう可能性だってあるのです。なぜなら、その正義感が他人から認められなかった場合は、空回りに思われてしまうからです。正義感が無駄になってしまうことだってあるということですね。
今回は、正義感が強い人の特徴や、彼らが損をしやすい理由を紹介します。

嘘や不正が嫌い

正義感が強い人は、嘘や不正が嫌いだという特徴があります。
嘘をついたり不正をしたりした場合、間違いなくそれが原因で傷つく人がいます。例えば、50人合格する試験で不正をして合格した場合、不正がなかったら合格できたであろう「51番目の人」は不合格になってしまうわけです。51番目の人にとってはたまったものではありません。
正義感が強い人は、51番目の人の気持ちがわかるので、そのような不正や嘘は絶対に許さないという精神を持っています。

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頑固で融通がきかない

正義感が強い人は、頑固で融通がきかない一面があります。
例えば、「ルールは必ず守る」という固定概念がある人は、いかなることでもルールを破りません。そして、それを他人にも強要しようとするのです。
もちろんルールはみんなが守るものですが、普通なら妥協できるようなことも「ルール違反だ」と言って咎めようとする姿を見て、「融通がきかない人だな」と反感を買う可能性もあります。

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権力に屈しない

正義感が強い人は、権力に屈したりはしません。
格上の人間にも「これはダメなことです」と正直に自分の気持ちを伝えることができるので、非常に芯が強いと言えます。
ただし、自分の意見が格上の人に受け入れられなかった場合は、正義感が強いであろう咎めた人は、損をする可能性があります。
格上の人から「なんだこいつは」と思われるということは、昇進に響いたり、左還されてしまう可能性があるのです。

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折れることができず交渉が進まない

正義感が強い人にはポリシーが存在し、そのポリシーのために妥協することを許しません。
従って、交渉に応じづらく、話し合いが一向に進まない場合があります。
交渉している側が折れるしかないのですが、その場合、交渉を持ちかけた人は不快な気持ちになるでしょう。

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敵を作りやすい

正義感が強い人は、敵を作りやすいです。
なぜなら、正義感が強い人よりも、どちらかというとルーズな人の方が多いからです。
そのような人はルールを破ろうがそこまで気にしてはいないので、正義感が強い人についていけないと思うはずです。

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トラブルが多くストレスが溜まりやすい

正義感が多い人は、トラブルが多くてストレスが溜まりやすいです。
正義を振りかざしていると、悪とされるような人が多すぎて、色々と考えすぎてしまうことが原因です。

ハブられやすい

正義感が強い人は、実はハブられやすかったりします。
職場で厳しい条件を提案した場合、自分に厳しい条件と同時に、他の社員にも厳しさを押し付けることになります。その正義感についていけない人は、彼らを鬱陶しく思うことがあり、仲間外れにするようになるかもしれないのです。

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おわりに

今回は、正義感が強い人の特徴と、損をしやすい理由について紹介しました。
「敵を作りやすい」「ハブられやすい」「トラブルが多くてストレスが溜まりやすい」などは目に見えて損していますよね。正しい正義感が敗けてしまったとき、正義感が強い人はどこかで間違いなく損をしています。