「二面性」とはどういったことでしょうか。例えば、周りからは大人しい人と思われていたとして、本当は「荒れている人間」の場合は、二面性があると表現されます。
二面性がある人は本性を隠しているわけなので、他の人からみたら、普段見せる部分と時折見せる部分とのギャップに驚かれます。
そのギャップに驚いた人からは「おかしな人」扱いされることもしばしばあります。いわゆる「裏表」が悪い意味で働いています。
今回は、二面性がある人の特徴を紹介します。

変人扱いされることが多い

二面性がある人は、変人扱いされます。
例えば、普段はいい子ちゃんのような立ち振る舞いをしている人が、誰も見ていないところで奇声を上げていたらどう思うでしょうか。その人の「いい子ちゃん」といった印象は吹っ飛んでしまいますよね。
二面性のある人はよくも悪くもギャップがある人間ですので、人によっては変人のように見られてしまいます。

感情の起伏が激しい

感情の起伏が激しい人も、二面性があります。
自分が上機嫌のときはいつもニコニコしているのですが、自分が不機嫌の時は感情的になるような人です。感情の起伏が激しすぎる場合、その感情が「悪い方向」に働いた時は特にたちが悪く感じます。「本性を隠していたんだな」と悪い印象まで持たれてしまいがちです。

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上手くいくときといかないときの差が大きい

二面性がある人は、上手くいくときといかないときの差が大きいです。
上手くいくときは二面性の中でも「よい部分」が働き、自分の本性を隠すことができます。しかし、上手くいかないときは感情的になりがちですので、二面性のうち「悪い部分」が出てきやすいです。

ニュートラル(中立)であることがあまりない

二面性がある人は、「中立的な立場」を取りません。
二面性のある人は極端な考えを持っていることが多いため、どっちつかずのはっきりしないような立場を嫌います。自分の中に二つの意見がある時は、よりメリットのある意見を見つけ出して提案することができます。

自分だけの世界観を持っている

二面性がある人は、自分だけの世界観を持っていることが多いです。
自分の中でちゃんとした世界を作ることができているため、その世界が保たれている間は、二面出すようなことはしなくて済みます。問題は、「自分の世界が壊れたとき」です。その場合は他人に干渉されていることが多いため、つい悪い自分が出てきてしまいます。

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他者に目を向けようとしない

あまり他人に目を向けようとしていない人も、二面性がある可能性があります。
非常に個性的な人に多い傾向で、周りに合わせることもできるのですが、心の奥底では「面倒だ」と思っているような場合は、他者に目を向けてまで人と関わろうとはしません。

自分の二面性には自分では気づいていない

二面性がある人は、自分の二面性に気づいていないことがあります。
自分は正直な人間だと思い込んでいるため、内に秘めた自分の気持ちに気づいていません。
また、感情的になって我を忘れてしまいがちな人も、感情的になっていた時の考えを忘れていることが多いです。

おわりに

今回は、二面性がある人の特徴を紹介しました。
二重人格とまではいきませんが、二面性を持っている人は「二つの顔」があります。常に自分の本性を隠していることから、片方を全面に出し、自分の正直な気持ちは隠していることが多いです。
周りに合わせることはできますが、どこかで疲れてしまう可能性がある性格です。