「無粋」とはどのような意味なのでしょう。
いわゆる「野暮」「粋でない」という意味で、どこかアウトローで近寄りがたい雰囲気を持っていることです。無粋な人はちょっと冷めた印象を持たれがちですが、その心の中は「悪人」というわけではありません。厳しい人なのですが、その行動は「よかれ」と思って行動しているのです。
今回は、無粋な人の特徴を紹介します。

冗談が全く通じない

無粋な人は、冗談が全く通じないことが多いです。
無粋な人は人の言葉をそのまま鵜呑みにしてしまう傾向があり、冗談が冗談だとわからないのです。
ちょっとした嘘のつもりで自分の弱みを見せた場合、それを本気にして心配してくれるでしょう。それほどまでに、人を信じているのです。
冗談だとわかったら、大抵の場合起こることが多いです。

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友達が極端に少ない

無粋な人は、友達が極端に少ないことがあります。
純粋さや内に秘めた優しさは確かに長所なのですが、それ以上に本人が頑固だったり、どこか付き合い難い性格をしているため、人が寄ってこないのです。その結果、友達が少なかったりします。
ただし、少ない友達には自分のよさを存分に発揮し、手助けや優しさを持って支えてくれるでしょう。

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よくお店にクレームをつける

よくお店にクレームをつけるような人はいないでしょうか。もちろん単なる嫌がらせでクレームをつけている人もいるかもしれませんが、もしかしたら無粋な人もいるかもしれません。
クレームは基本的に「悪い行為」と思われがちですが、その店の改善点を指摘してくれているわけなので、「面倒」なだけで「悪い行為」では決してないのです。
無粋な人も、よかれと思ってクレームを入れている場合が多いです。

良かれと思って面倒くさい態度を取ってくる

無粋な人は、良かれと思って面倒な態度を取っている場合があります。
これはどういうことなのかというと、面倒な態度を人に押し付けることによって、その人とのコミュニケーションや悩みを引き出そうとしているのです。
その態度が受け入れられない場合もありますが、自分への気遣いなので、できるだけ受け入れられるようにしたほうがいいでしょう。

頑固で自分の考えをひたすら貫く

無粋な人は頑固で、自分の考えを貫く傾向にあります。
自分にも人にも厳しい人たちですので、それなりの「考え」や「芯の強さ」を持っていることに繋がりますよね。

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人に対して意見を押し付ける

無粋な人は、意見を押し付ける傾向にあります。
自分の中で確かな正解を持っていて、その考えが「美徳」と勘違いしている人に多いです。
正解を導いてその人を成長させようという考えから来る目論みで、ややおせっかいさが出るような特徴です。

鬱陶しいくらい人や物事を心配する

鬱陶しいくらい人を心配する人も、無粋な人です。
なぜ人を心配するかというと、優しい心があるからです。その優しさが過度に反応して、つい鬱陶しいくらい心配してしまうのです。
人によってはおせっかいのように見られがちですが、その心配で救われる人もいるため、悪い行動ではありません。

おわりに

今回は、無粋な人の特徴を紹介しました。
無粋な態度は人から謙遜されやすいのですが、まるで背中で語るかのような男らしい態度を「素敵」と思う人もいるかもしれません。どちらかというと、真面目な後輩や異性に好かれやすいタイプです。