本来なら感謝されるようなことをしても、相手から感謝されなかった経験はないでしょうか。その人のことを「厚かましい」と思ったはずです。
厚かましい人は基本的に感謝をしないので、「ありがとう」という言葉をかけられたとしても薄っぺらく感じることが多いです。助けてもらって当然と思っている傾向があり、人に横暴な態度を取りがちな、わかがまま性格とも言えます。
感謝をしない厚かましい人は、いずれ他人から相手にされなくなる可能性があります。「この人に優しくしても損するだけだ」と思われるからです。
今回は、厚かましい人の特徴を紹介します。
恩きせがましい
厚かましい人は、何かと恩着せがましいです。
相手を助けたとき、「助けたからお礼をくれ」とお礼を催促したり、「こないだ助けただろ」と、助けたことを盾に無理難題を押し付けることが多いです。自分の恩を神格化しているような人で、自分が人を助けたことはいつまでも覚えて、何かとそのことで自分を優位に立とうとしています。
たちが悪いのは、恩着せがましい人は人に恩返しを求めるくせに、自分は恩返ししないことが多いです。厚かましいにも程がありますよね。
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恩着せがましい人の特徴
してもらって当然と思っている
厚かましい人は、「してもらって当然」と思っている可能性が高いです。
例えば、自分の両親から金銭的な援助を受けた場合も、「親だから子供を助けるのは当然」と思っているかもしれません。
相手との関係を悪い意味で的確に捉えていて、自分の都合のいいように相手を利用します。
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お金に細かい
厚かましい人は基本的にケチです。
お金に細かいといえば聞こえはいいですが、要は「こんなことでお金を使いたくない」と思っているだけです。他の人にご飯を奢ってもらおうとしたり、電車賃やタクシー代を他人に出してもらおうとする傾向があります。
借金癖がある
厚かましい人は、借金癖があることが多いです。
お金を借りることに慣れてしまっているため、はじめてお金を借りたときの危機感や罪悪感が薄れているのです。
どんどん借金を膨らませる傾向があり、もしかしたら友人などにも打算しているかもしれません。
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してもらったことは忘れるが、したことは忘れない
厚かましい人は、自分がしたことは絶対に忘れないのですが、他人からしてもらったことはすぐに忘れます。
自分の恩は必ず返してもらおうとしますが、自分自身は相手への恩を重く考えていません。
自己中心な人の特徴で、人間関係が上手くいかないことが多いです。
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列に並ばない
厚かましい人は、コンビニや電車などで「列」に並ばない傾向があります。
列の外にさりげなく身を置き、気づかれないように列に混ざろうと考えています。結果的に順番を抜かしているわけなので、列の後ろの人間のことを考えてはいませんよね。
口調が横柄
口調が横暴な人も、厚かましい傾向があります。
高圧的に他人と接することで、自分のほうが「立場が上だ」と思わせているのです。立場が上の人間には逆らえない人が多いため、結果的に厚かましい人が得をすることが多いです。
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おわりに
今回は、厚かましい人の特徴を紹介しました。
厚かましい人が身近にいる場合、その分苦労することが多いです。家族ならなんとか支え、公正させる必要があります。しかし、ただの友人や知人の場合は縁を切るのもひとつの手です。