例えば、急に自分の家に転がり込んで「ごはん食べさせて」と思うような人をどう思うでしょうか。もちろん「いいよ」という人もいるでしょうが、心の中では「迷惑」と思っている可能性はありますよね。
そのような、迷惑を考えないような人のことを、図々しい人と表現します。自分のせいで人が迷惑を被ることを考えることができていないのです。
今回は、図々しい人の特徴を紹介します。

自分のことしか考えていない

図々しい人は、基本的に自分のことしか考えていません。
図々しいことは大抵は人のワガママによるものです。なぜワガママを言うのかというと、自分に欲しいものがあるからです。
「これ買って?」と他人からせがまれても迷惑に感じるはずですし、「ごはん奢って」と言われても、自分の財布からしたら迷惑なはずです。どちらも「図々しさ」も感じるのではないでしょうか。

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損得勘定で動く

図々しい人は、損得勘定で動いていることが多いです。
いわゆる「メリットとデメリット」を常に考えている人のことで、自分にメリットがあると思った場合、途端に図々しく媚びを売ったり、ゴネ始めるのです。
そのような考えの人は、相手が困っている時でも「この人を助けて得があるのか」と考えてしまいます。

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他人に無関心

他人に無関心な人も、図々しくなることが多いです。
関心がないということは、「相手の気持ちにも無頓着」ということです。つまり、相手が「嫌だな」「面倒だな」と思っている気持ちにも気づかないわけです。ということは、素で図々しい発言をしているということです。
なんとか「迷惑している」と伝えるしか、改善方法はありません。

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感謝の気持ちがない

人に感謝をしないような人も、図々しい性格をしています。
「助けてもらって当たり前」という考えを持っている人のことで、相手が自分を助けてくれた労力を考えることができていないのです。
人の気持ちを考えない場合、どうしても自己中心的な性格になってしまい、図々しいと言われてしまいます。

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遠慮がない

図々しい人は、基本的に遠慮をしません。
例えば、「奢ってあげる」と言われた場合、謙虚な人はあまり高いものやセットは頼まないのですが、図々しい人は高いものを自分が欲しいがまま注文します。
確かに相手は奢るつもりなので気にはしないかもしれませんが、最終的には財布のお金に影響するのです。相手のお金が減ることを重く考えているか軽く考えているかでは、人の印象も全然違うのではないでしょうか。

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人のものを欲しがる

人のものを欲しがる人も、図々しいことが多いです。
人間「欲しい」という気持ちは誰しも持っています。しかし、それが他人のものである場合、少しは遠慮することだって必要です。それなのに、「これ持ってるよね、ちょうだい」と言われたとき、人はどう思うか考えてみることだって必要ですよ。

他人を利用する

どんなことでも他人を利用しようとしている人も、図々しい性格をしています。
人を利用するということは、その分その人は「苦労をしている」ことに繋がります。したがって、自分の願望のために人を利用したとしても、相手からはよく思われないことが多いのです。

おわりに

今回は、図々しい人の特徴を紹介しました。
お互いに信頼関係があるのなら多少の図々しさは許してもらえるかもしれません。しかし、信頼がない場合、相手からみたらただの「疫病神」です。なるべくなら図々しい態度は控えたほうがよいでしょう。