子どもがのびのびと才能を伸ばせる育て方-習い事よりも大切なこと

子どもの才能を最大限に伸ばしてあげたい。親なら誰しも思うことかもしれません。

勉強をさせる、複数の習い事をさせる・・・
これらも才能を伸ばす方法です。

しかしあなたもお子さんも頑張りすぎてはいませんか？
子どもが才能を伸ばすには、いろいろやらせるだけではいけないのです。少し肩の力を抜いてご覧いただければ幸いです。

夫婦の仲が良い

親の夫婦仲の良さは子どもにとても大きな影響を与えます。夫婦が仲良く、お互いを尊敬し合えている姿は子どもに安心感を与えます。

特に思いやる行動や言葉はとても良い影響を与え心を育てます。

私も夫婦間での感謝の言葉や思いやりはしっかり伝えることを心がけており子どももそれを見ていて笑顔になり、とても良い環境で子どもが過ごせていると感じます。

褒めること笑顔でいること

褒めて育てるというのはとても大事なことです。特に幼少期は褒めることで子どもに自信をつけさせることができ、やる気に繋がり、色々なことに挑戦する意欲も湧きます。

私も子どもをたくさん褒めるようにしています。小さなことでもすぐに褒めます。そうすると自信に満ち溢れた笑顔を見せてくれます。

笑顔にも凄い効果があります。

親が笑顔でいることで子どもも自然と笑顔になり明るく元気な子どもに育ちます。家庭が笑顔で溢れていることにより、子どもに安心感を与えのびのびと心が育っていきます。

夫婦の仲が悪かったり、笑顔の無い家庭の中で育っていくと、親の顔色をうかがうことが子供にとって一番の仕事になります。本来はもっとやりたいことがあるはずなのに、親が何を考えているか、今日は機嫌がいいのかどうか、こればっかり考えるようになります。

出来栄えではなく継続できたことを褒める

何かを継続するということは子どもにとって簡単なことではありません。

他人と自分を比べてしまったり、失敗が怖かったり・・・
継続できたことを褒めることで新たな自信に繋がり、何事にも意欲的な子どもに育ちます。

褒められたことでまたやりたい、もっと頑張りたいという気持ちにさせることが大事でしょう。

特別な才能がなかったとしても、継続する力に勝る才能はありません。継続できること、行動できること。これだけで褒めてあげる価値は大いにありますよ。

自分と比べない

比べないというのは子どもがのびのび育っていくなかでとても大切なことです。

血のつながった子どもでも親と子どもは全く別の人間です。
それぞれ個性があり、必ず一人一人違う可能性を持っています。比べてしまうことでその子が自信を失い、消極的になってしまうようなことがあってはなりません。

その子の個性にしっかり目を向けてあげましょう。

時間感覚を身につけさせる

子どもにとって時計を見て時間配分をさせるというのはなかなか難しいことです。

子どもというのは目先の事に夢中になってしまい、先の事を考えることはできません。

そこでアナログ時計がおススメです。

毎日三食の食事、３時のおやつの時間から始めましょう。
おやつの時間のときには「短い針が３から４の間が３時でおやつの時間だよ」というように一緒に針の場所を指して身につけさせてあげましょう。

習慣にし根気よく毎日続けることが大事でしょう。

子どもを信じる

子育てには不安や心配、悩みは尽きません。ですが、子どもを信じてあげることはとても大事なことです。子どもが嘘をつくのは不安な気持ちがあるからです。

いつも真剣に向き合えているか、子どもを認めているか、もし嘘をついてしまってもすぐに叱るのではなく、穏やかになぜ嘘をついてしまったのか尋ねましょう。

そして正直に話してくれたことを褒めてあげましょう。子どもが安心して話せる家庭環境を作ってあげることが何よりも大事なことです。

親は勉強よりも向上心を教える

向上心を教えることで何事にも一生懸命努力する力を身につけさせることができます。

そのためには勉強ができたということよりも、そこまでの過程での努力する姿勢や取り組みをしっかり褒めてあげることが大事です。

向上心が高くなれば将来様々な可能性を伸ばすことに繋がっていくでしょう。

おわりに

私は子育ての中で一番大事にしていることは笑顔でコミュニケーションをとることです。

子育てをしていて不安や悩みは尽きません。

しかし悩む時間があるなら子どもと遊んだり、お話したりしてたくさん向き合いましょう。笑顔で接しているうちにモヤモヤしていることも子どもの笑顔で吹っ飛んでしまいます。

そんな日々に共に育て合っているんだと感じます。

笑いの絶えない良い家庭こそが子どもがのびのびと才能を伸ばせる一番の方法だと思いますよ。