周りから過剰に期待され続けて生きてきた人は少なからずいるのではないでしょうか。しかし、周りの期待は時に自分を追い詰めてしまいます。なぜなら、「期待に応えられなかったら失望される」と考えてしまうからです。
このような状態が続いた場合、他人からの期待に応えるのが辛くなります。
今回は、期待に応えることに疲れた場合の対処法を紹介します。

瞑想をして思考をリセットする

他人の期待に応えるのに疲れた場合は、瞑想して思考をリセットしてください。
例えば、何も考えずに目を瞑って、心の中を「無」の状態にしてみてください。自分の欲望や辛いことなどを、瞑想中は全て忘れることができます。
その瞑想を日課にして、自分の思考を全てリセットした状態で行動してみると、不思議と「周りの目」は気にならなくなります。期待している他人の声も聞こえなくなるのではないでしょうか。

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失望されても、実害はほぼないと考える

周りからの期待を裏切って失望させてしまったとしても「実害」はほぼないと考えるのもひとつの手です。
この場合の実害とは、例えば「両親から捨てられる」「会社からクビになる」ようなことです。しかし、期待を裏切ったくらいでは両親は自分を捨てる可能性はほぼ0です。会社に関しても、「期待されていた」ことは事実ですので、またチャンスをくれる可能性は充分考えられます。たった一回期待を裏切ったくらいでは、実害はほぼないと考えるのが、一般的です。期待に応えるのが疲れた時、なおさら考えたいことですね。

他の面で自分を認めてくれる存在を見付ける

周りからの期待に応えるのが辛くなった時は、「他の面」で自分を認めてくれる人を見つけてみてください。
例えば、仕事で大いなる期待をされている場合、仕事は一切抜きで関わり合いになることができる人を探しましょう。例えば、プライベートで恋人を見つけたり、趣味で自分とつながってくれる人を探すのがいいです。
自分が疲れていることを考えなくていい時間を提供してくれるはずです。かけがえのない存在になってくれる可能性も高いです。

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「こんな自分に期待するのが悪い」と開き直る

他人からの期待に応えるのが疲れた場合、「こんな自分に期待するのが悪い」と開き直りましょう。
もちろん、自分を卑下する考えになるため、気持ちは逆にマイナス思考になるかもしれません。しかし、疲れた状態で心を病んでしまうよりは全然マシです。疲れてしまったときは逃げることも選択肢として存在することを忘れてはいけません。心の中でくらい、自分のせいにしないで、他人のせいにしてみてはいかがでしょうか。

過去、期待に応えなかった場合の事を思い返す

もし過去に期待に応えることができなかったことがある場合は、その事を思い返してみてください。きっと周りの人は失望して、自分も惨めな気持ちになったのではないでしょうか。期待に応えるのをやめてしまった場合、そのような気持ちをもう一度味わうことになるかもしれませんよ。
もちろん頑張りすぎるのはいけませんが、頑張らなかった時の代償は頭に入れておくようにしましょう。

おわりに

今回は、期待に応えるのに疲れた場合の対処法を紹介しました。
期待に応えるのが疲れているのは「頑張りすぎていること」が原因です。たまには自分の心を休めるような行動を心掛けてみてはいかがでしょうか。