物事をはっきり伝えない人は身の回りにいないでしょうか。
彼らは自分の意見を伝えるのが苦手で、話し方がどこかモジモジして頼りない印象を受けることでしょう。はっきりしない人にはある一定の特徴があり、性格的な特徴もそうですが、話し方や口癖もなんとなく「自信なさげ」になっている可能性は充分考えられます。
また、何も考えていないせいで、そもそも「意見」がない場合もあります。
今回は、はっきりしない人の特徴を紹介します。
理由を聞かれたら「なんとなく」とよく言う
はっきりとしない人は、「なんとなく」とよく言うことが多いです。
自分の意見がちゃんとしたものならば「〇〇はこうである」と、物事に結論を出すことができます。しかし、そもそもの意見を持っていない場合、「理由」をつけることができませんよね。
はっきりしない人は他人の意見に流されて物事を決定するので、自分の意見がなく「なんとなく」と言ってしまうのです。
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「○○は嫌だな」など消去法を使う
はっきりしない人は「〇〇は嫌だな」と、消去法を多く使う傾向にあります。
物事にはそれぞれメリットが存在するのですが、メリットを導き出す前に「デメリット」が真っ先に思い浮かぶ場合は、消去法で判断しがちです。
この場合、物事のメリットは頭に入っていないので、「どれかひとつを選ぶ」ことにおいては足を引っ張ります。
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「どっちでも良いよ」と親切そうな感じを見せる
「どっちでも良いよ」とよく言う人も、はっきりしない人です。
確かに判断を他人に任せているので、他人の意見を尊重するような印象を受けるでしょう。しかし、それがいかに親切だとしても「自分で決定する権利」「意見を伝える権利」を放棄していることにはあたりませんか?
人の意見を尊重するもの大切ですが、自分の意見を持つことすら放棄している場合、優柔不断になってしまいます。
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決めた後もいつまでも悩んでる
はっきりしない人は優柔不断で、決めた後もいつまでも悩む傾向があります。
一度結論を出したことに対して「これは違ったかもしれない」「あっちも魅力的だな」と、自分の意見を覆すような考えを持ってしまうのです。
思慮深いことが足を引っ張り、自分ひとりでは考えられなくなっています。
締切ぎりぎりまで取りかからない
締切ぎりぎりまで物事に取り掛からない人も、はっきりしない人です。
いわゆる「怠け癖」であり、行動することを面倒だと思っているのです。そのような人は怠けている間、何も考えていません。従って、思慮までも失い、はっきしりない性格になります。
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元々口数も少ない
元々口数が少ない人も、はっきりしない傾向があります。
口数が少ないわけなので、自分の意見を伝える機会が少ないのです。つまり、「伝えることに慣れていない」わけです。
普通の人よりも意見がはっきりしなくて当然です。
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あいづちが「分かる~」等の共感系が多く自分の意見は言わない
はっきりしない人は、相槌も適当で、共感系が多いです。
意見を言わず相槌を打っていれば「自分も賛同した」ことになります。意見は他人が言ってくれているので、言わなくてもいいと考えているのです。
おわりに
今回は、はっきりしない人の特徴や口癖を紹介しました。
総じて意見を伝えるのが苦手な人なので、議論などでは不利な立場になっています。彼らを見てイライラする人もいるかもしれませんが、性格的なものもあります。なるべく全員が意見を言いやすい環境を作り出すことのほうが重要です。