「自分がない」という表現は、非常に曖昧で抽象的です。具体的にどういう人なのかというと「自分の気持ちや意見がない」人のことです。そのような人は自分を表に出して表現することが苦手なのです。
普段から人と関わっていない人や、自分の考えを伝えることを苦手としている人のことを、具体的な「自分がない人」といいます。
今回は、自分がない人の特徴を紹介していきます。

口数が少ない

口数が少ない人は、自分がない人である可能性があります。
単純に人と話すのが苦手な人もいます。しかし「話についていけない」という人もいるでしょう。そんな人はなぜ話についていけないのかというと、自分の中で考えを表現することができないからです。そのような場合、自分から話に入ろうとは思わないはずです。

欲しいものが無い

欲しいものが無い人も、自分がない可能性が高いです。
自分がいま欲しがっているものは、例えば「生活について」「欲求を満たすものについて」が主です。しかし、それらを欲しがらないということは「自分の生活や欲求を考えていない」ということです。従って、頭を空っぽにしている可能性が高いです。

イエスマンで周りの意見に従う

常に「イエス」としか言わずに、周りの意見にのみ従っている人は、自分の考えがない場合が多いです。
そのような人は、決して自分からは行動せず、いわゆる「指示待ち」な状態となります。自分で考えたり、その考えを伝えたりすることが苦手な人が、そのようになる傾向があります。

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自分の考えを作ることができない

自分の考えを自分自身でまとめることができない人も、自分の中身がない人間の証拠です。
なぜなら、自分の考えを持ってして「その人の個性の一部」が完成するのです。
考えがない場合、その個性は形成されず、空っぽの人間となってしまいます。当然、自分の意見なんて作ることができません。

思考が停止している

思考を停めてしまっている人も、自分がない人間の証拠です。
自分の意見を考えることすら辞めてしまっていることになります。

八方美人で誰にでもいい顔をする

八方美人で誰にでもいい顔をする人は、自分がない人である可能性があります。
なぜなら、「ただなんとなくいろんな人と会話をしている」場合があるからです。その場合、本当に何も考えていない状態で会話していることから、その会話は自分のためにはならないので、人間としての中身は薄くなり、自分を創り出すことができないのです。

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自発的に行動できない

自分で行動することができない人も、自分がない人間です。
自分の考えがないいい証拠なので、自発的な行動をすることができないのです。

保守的で普通の行動を取る

いい言葉で「安定」、悪い言葉で「保守的」な行動を取る人も、もしかしたら自分がない可能性があります。
安定主義な可能性もあるのですが、ただなんとなく人と同じ行動をして安心しようとしている人もいるのです。そのような人は、違った個性を見せることを苦手としているため、行動にもそれが表れます。

おわりに

今回は、自分がない人の特徴を紹介しました。
自分の個性は大切にしたいと思うでしょうし、自分の考えや生き様くらいはイメージできるようにしたいでしょう。それができない場合、中身が何もなく自分を表現することができない人間となってしまうのです。
もし、当てはまる項目があるのなら要注意です。自分も自分がなくなっているのかもしれません。