「姑息」とはどのようなことでしょうか。基本的に「卑怯な人」という意味です。例えば「姑息な手段」という表現をする場合は「卑怯な、もしくはその場しのぎ」という意味を持つのです。
卑怯という言葉に直した場合、なんとなくわかりやすいはずですが、姑息な人と一緒にいた場合、自分にも被害がある場合があります。卑怯なことは人ウケしませんからね。
今回は、姑息な人の特徴を紹介します。

二面性がある

姑息な人は、二面性がある場合があります。
二面性とは、普段の自分とは違う顔ということです。普段自分が仲良くしている人には愛想よくしているはずですが、その実、その人のことを「本当はうっとおしいな」と思っているような人は、二面性があります。
なぜなら、その「うっとおしいな」という気持ちが表に出てしまうことがあるからです。

粘着質な性格をしている

粘着質な性格をしている場合、姑息な人と言うことができます。
物事に執着する力が大きすぎるのが原因で、その物事の探求に全力を注いでいる状態です。
それがただの趣味に対するものや、仕事に対するものならいいのですが「他人を攻撃するもの」の場合、非常に厄介なはずです。

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保守的な考え方をしている

保守的な考え方をしている人も、姑息な人である可能性が高いです。
なぜ保守的な考えをするのかというと「自分を守ること」に繋がります。そして、いざ何かが起こったときは、その保守的な行動によって、保険をかけることにしているのです。
自分を守るといったら聞こえはいいでしょうが、実のところ「責任から逃げている」だけとも捉えることができるのです。

実行犯を自分以外にする

姑息な人は、何かトラブルを起こした場合、実行犯は自分じゃないと言い張ります。
それが事件の場合、命令していた人でなく、実行犯が一番罪が重くなるということを聞いたことはないでしょうか。それと同じ心理で、「実行犯は自分じゃない」とアピールすれば、トラブルの原因は自分じゃないと責任逃れをすることができるのです。

長いものに巻かれる

長いものに巻かれるとは、どういうことなのでしょうか。
ことわざのひとつで「目上の人とは争わずに従う」ということです。
目上の人と争った場合、自分の意見はどうしても弱いものになります。立場や経験が理由です。従って、いかに目上の人が間違ったことをしていたとしても、それを咎めず従うことで、なんとか自分を守っているのです。充分姑息である可能性があります。

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嘘に罪悪感が無い

嘘に罪悪感を持っていない人は、姑息な人の可能性があります。
嘘をついた場合、人を傷つける可能性があります。そのリスクを一切考えず、罪悪感を感じない場合、姑息な手段を思いついてしまうのです。

利用できるものは利用する

利用できるものは利用するということは、つまり「使い捨てる」ということです。自分にメリットのあるようなものを見つけた場合利用して、自分は楽をしようとする人は、姑息な可能性があります。
もちろん、ビジネスの根本の部分になるのですが、プライベートでそれをやられた場合は、「あざとい」と思うはずです。

おわりに

今回は、姑息な人の特徴を紹介しました。
卑怯なことは人から非難を受ける場合があります。その非難を受けないためには、人道に反さない程度の常識と誠意は必要です。
自分の行いをもう一度振り返ってみましょう。