「指示待ち人間」とは、どのような人間なのでしょうか。一般的に「自分の考えでは何もできないから上司からの指示を待って行動する人」のことです。指示があっても何もしない人よりかはマシですが、やはり積極性には欠ける傾向にあります。中には単純にやる気がない人もいて、指示を受け流して仕事を覚えようとしない場合もあるのです。
今回は、指示待ち人間の具体的な特徴について紹介します。

自分の頭で考えられない

自分の頭で物事を考えることができない人は、指示待ち人間の可能性が高いです。
そのような人が自分の行動を思い返してみると「自分で仕事内容を考えていない」という人が多いはずです。普段指示をもらうことに慣れてしまっているので、考えることを放棄しています。指示を貰って行動することがクセになっているともいえるでしょう。

決断できない

自分で決断することができない優柔不断な人は、指示待ち人間となる可能性が高いです。
例えば「A」と「B」の2つの行動があったとして、その行動2つのメリットを咄嗟に考えられないと、中々決断することができないはずです。
従って、その考える時間が無駄になり、その決断する時間を「他の人の指示」によって解決しようとするのです。

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自分の意見を言わない

自分の意見をあまり言わない人を見たことはないでしょうか。
そのような人は「意見を言わない」のではなくて「意見がない」場合があります。自分の意見がない場合「こうしたほうがいい」というような考えがないことになるので、自分で最善の行動を見つけることができません。従って、指示がないと何もできないのです。

優柔不断

自分で決断できない人の項目でも言いましたが、選択肢がたくさんあって、それを迷ってしまう人は、指示待ち人間となる傾向にあります。
迷っている時間がもったいないこともありますが、そもそも「決断して自分で動く」という癖がついていないことから、その力を発揮できないのです。

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自分の仕事がわからない

自分の仕事について根本的にわかっていない人もいます。そのような人は仕事の段取りから意味まで何もわかっていないので、どんな仕事をしたらいいかわからないはずです。
仕事の中身までしっかりと理解していないと、次にどの仕事をしたらいいかという効率がわからないのです。従って、他の人の指示を聞いて動いた方が安心するのです。
しかし、そのやり方ではいつまで経っても積極性を身に付けることはできないでしょう。

責任を取りたくない

何かの行動を自分から率先して行う場合のデメリットとして「ミスをした場合責任を取らないといけない」というものがあります。
その責任を取りたくないという人は、自分で考えて行動することに対して二の足を踏みます。従って、上司の命令を聞いていたほうが自分が安全でいられるのです。そのような人も指示待ち人間となりやすいです。

おわりに

今回は、指示待ち人間の特徴に対して紹介しました。
指示待ち人間は積極性を身に付けることはできませんし、自分で考えて行動する力も薄いはずです。しかし、その行動の責任は取らなくてもいいので、ある意味では自分の身を守ることが上手な人です。もし「これだ!」という行動を見つけたのなら、少しづつでもその行動を行うようにしてみると、また違った世界が見えてくるはずです。