「怠惰」とはどのような意味でしょうか。「たいだ」と読み、基本的に怠け者だと思って差し支えありません。
何をするにしてもまず面倒である気持ちが先行して、行動に移さなかったり、すぐに機嫌が悪くなるような人は、「怠惰な人」と言えるでしょう。
今回は、怠惰な人の具体的な特徴について紹介します。

外見を気にしない

怠惰な人は、決まって外見を気にしません。
自分が他人から「だらしない」と思われるデメリットよりも、だらだらと楽できるメリットを取っているのです。
外見を直す行動自体を面倒に思っていることからそのような気持ちが生まれます。

自分に甘く楽観的に考える

怠惰な人は、物事を自分の都合のいいように考える傾向があります。
自分に甘い人の典型で、物事を楽観視することによって、問題から逃げようとしているのです。

面倒くさいとよく言う

「面倒くさい」と口癖のようにいう人は、怠惰な人です。
面倒だという気持ちが出てきたときにすぐに「面倒」という言葉を口にするということは、本当に心の底から「面倒」だと思っているいい証拠です。
それをよく言うのだとしたら、間違いなく怠惰な気持ちがあるのです。

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目先のことしか考えない

目先のことしか考えないのも、怠惰な人の特徴です。
なぜ怠惰な人が目先のことしか考えないかというと、自分の行動や思慮が浅すぎるため、そもそも物事を深く考えることができないのです。
例えば「面倒だから面接はジャージで行こう」と思う気持ちには「面接官からどう思われるか」ということは考えていません。ただ「だるい」という目先のことしか考えきれていないのです。

向上心がない

向上心がない人も、怠惰な人です。
基本的に怠け癖がついている怠惰な人は、物事の積み重ねで「自分を高くみせよう」となんて思いません。

すぐに座ったり休んだりする

座ったり休んだりという行動が多い人は、怠惰な人間である可能性が高いです。
なぜ休憩するのかというと「疲れた」というよりも「面倒だから」という理由です。その気持ちが、すぐに休憩する心理に繋がります。

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これといった生き甲斐がない

生き甲斐がない人も、怠惰な人の特徴です。
「とにかく面倒」だという人は生き甲斐を見つけることなど考えていません。惰性で生きているので、考えること自体を面倒に感じているのです。

よく人のせいにする

よく人のせいにする人も怠惰な人です。
なぜなら、人のせいにすることで「自分は責任を取らなくていい」と考えているからです。そのような考えは「責任を取ると面倒なことになる」という心理から来ています。
従って、自分の身を守るために人のせいにしています。

誰かがやると思っている

「自分がやらなくても誰かがやってくれる」と思っている人は多いはずです。その中に、間違いなく「自分でやるのがだるい」と感じている人もいるでしょう。
これも怠惰な人の特徴で、わざわざ面倒なことを自分から進んでやる必要はないと思っているのです。

おわりに

今回は、怠惰な人の特徴について紹介しました。
怠惰な人は人間的に成長していない人が多く、怠け者で行動を起こさないことから、これから先も成長の見込みは「ない」と言えるでしょう。そのような人は反面教師にして、自分は自分ができることをしっかりとこなしましょう。