僻みというのはどういう意味なのでしょうか。例えば「他の人は持っているのに自分は買ってもらえない」という風に、他の人と比べて自分にないものを悲観することです。それが行き過ぎた場合常に「僻んでいる」という印象を持たれてしまいます。
僻みっぽい性格はいい性格とは言えず、考え方から「マイナス思考」が強くなってしまいます。
今回は、僻みっぽい人の特徴を紹介していきます。

他人と比べてしまう

ついつい他人と比べてしまう人は、僻みっぽくなる傾向にあります。
そもそも「僻み」とは他の人と比べてできる感情です。自分にないものを他の人が持っている場合は羨ましく思い、ついその意見が僻みっぽくなってしまうのです。

常に比較されて育ってきた

常に比較されて育ってきた人は、僻みっぽい人となってしまう可能性があります。
人に比べられること自体がコンプレックスになっていて、そのため、自分が貶されているという思考になっているのです。
比較されたことに慣れたとはいえ、その心までは癒えません。その環境のせいで僻みが強くなるのです。

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コンプレックスが強い

コンプレックスが強い人は、自分が弱い部分のことを「痣」と思っているため、そのことを他の人と比べてしまいます。
「自分は顔が悪いからもてない、A君は顔がいいからもてる」という風に、A君に対して嫉妬のような心が芽生えます。このような嫉妬が横行し、どんどん僻みっぽい性格になります。

地味だけど目立ちたい

自分が地味であることは承知しているのですが、なんとかして目立ちたいと思っている人も、うちに僻みっぽさを秘めています。
僻み対象は「派手で目立つ人」です。そのような人になりたいのだけどなれないことから「どうせ自分はかわいくないから」などという態度を取ってしまいます。

努力が嫌い

努力が嫌いな人ほど僻みっぽくなる傾向にあります。例えば「楽をしたいけど有名になりたい」と思っている人は、有名人に対して僻むことが多いです。「このアイドル、かわいくないのに有名になって嫌い」という風に、僻みによって好き嫌いが分かれることも特徴です。非常に見苦しい上このうえない特徴です。そのような人と仲良くしたいと感じる人はいないのではないでしょうか。

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自分に自信がない

自分に自信がない人は、僻みっぽい性格になることが多いです。
コンプレックスの項目でも説明しましたが、自信のない部分は本人にとってマイナスな部分です。その自分が悪い部分をちゃんとした形で持っている人を見ると、自分が惨めになってしまうのです。
従って、僻みのような思考になります。

追い詰められている

人間関係や人生に追い詰められている人は、僻みっぽい性格となることが多いです。
なぜなら、追い詰められているということは、自分になにか足りないものがあるからです。そのような場合も、その足りないものを持っている人間に対して羨ましく思い、つい嫌味を言ってしまいます。僻みはどんどん強くなり、ストレスは溜まっていく一方です。鬱状態になる可能性もあります。

おわりに

今回は、僻みっぽい人の特徴を紹介しました。
僻みは決していい性格ではありません。僻んでいる姿を見て、他の人はどう思うのでしょうか。きっと「情けない」「うじうじしている」というような悪い印象を持つはずです。なるべくなら人と比べず、自由に生きていきたいものです。そのような生活は心掛けていきましょう。