常に何かしらの努力をしているのだけど、結果が出ないということはないでしょうか。もしかしたら、自分が気づかないうちに空回りをしているのが原因かもしれません。
空回りする人には決まった特徴があり、努力の方法を間違えているのが根本的な問題です。中々修正できることではないので、空回りが癖になってしまっています。
今回は、空回りする人の特徴を紹介していきます。

空回りするとは

まずは、空回りについて見ていきましょう。
空回りとは、自分が努力しているのにその努力がマイナスの方向に進んでしまうということです。
例えば、頑張って頑張って残業をして資料を作成したのですが、その資料をすべてやり直しさせられるような人は、間違いなく「空回り」しています。

こだわりや思い入れが強い

空回りする人は、個人的な思い入れが強い場合があります。
そのこだわりというのは他の人には伝わりづらく、どうしても人に伝える前に軌道修正を頼まれてしまうのです。
こだわりをしっかりと伝えることが改善のひとつです。

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情報収集や分析で満足してしまう

情報収集や分析をするだけで、それを実行しようとしない人も、空回りが多い傾向にあります。
なぜなら、自分で情報を集めたとしても、「実践」しないと力にならないからです。
料理のレシピをたくさん持っていたとしても、料理を実際にしないと料理自体の実力があがらないのと同じです。

間違った方法でも軌道修正しない

自分が間違った方法をしてしまったとしても、正しい道へ戻らない人がいます。そのような人も空回りしやすいです。
間違ったやり方をしてしまうと、その間違いを直すのをめんどくさがって、結局違った思い込みのまま作業を終えてしまった場合、それは「不完全なもの」となるので、自分の力にはならないのです。

効率が悪い

作業の効率が悪い人も、空回りしやすいです。
空回りするタイミングは、「人からその作業を見られた時」です。効率の悪いことをしていると、どうしても周りの人から評価されづらく、せっかく仕上げた仕事も、「もっとこうすればいいのに」と、努力のムラを発見されてしまい、評価されない傾向にあるのです。

変なところにこだわる

変なところにこだわりを持っている人も、空回りしやすい可能性が高いです。
変なこだわりというのも人に伝わりづらいし、そのこだわりのせいで作業が遅くなってしまっては本末転倒だからです。

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頑張りすぎる

人は頑張りすぎていると、本来の力を発揮できません。
例えば、休憩を挟まないと疲れてしまうのと同じで、疲れが溜まるとだんだん集中力も作業効率も悪くなります。
そのような状態で仕事を行う人は、万全な状態で仕事ができていないため、仕事にもどうしてもムラが残ってしまうのです。

結果ではなくやり切ったことに満足する

結果を追い求めない人も中にはいますが、それが度を越す場合は空回りする可能性があります。
過程ももちろん大切なのですが、例えば仕事の場合は「結果が全て」なのです。利益を出すのは結果だということを理解していないと、「成功」には結びつかないのです。

おわりに

空回りしやすい人の特徴について紹介しました。
せっかく努力をしているのに空回りしてしまっては、単純に考えると「時間の無駄」ということに繋がります。従って、少しづつでいいので、空回りの原因は改善していく必要があります。記事に書かれてある項目に当てはまる人は、改善するようにしっかりと心掛けましょう。