この人自己中だなぁと感じるようなことは多々あると思います。自己中心的な人は自分のことしか考えていない人のことで、他人を思いやることに欠けているので、非常に面倒くさい人であると言えます。
なぜ自己中心的になるのか
自分に余裕がない
自己中心的になってしまうときは自分の心に余裕がないことがあります。自分のことでいっぱいいっぱいだから他人に気を配る余裕もない。
自己中心になってしまうのは、心の余裕が無くなってしまったからというのが正しいのかもしれません。
余裕が無くなってしまった原因は人それぞれですが、仕事が忙しかったり、プライベートが上手くいっていなかったり、お金が無かったり、時間が無かったりと様々でしょう。
自己中心的になってきていると感じる時があれば、なぜ余裕が無くなったのかストレスの原因は何なのか、取り除くことはできるのかを考えてみましょう。
あわせてご覧ください
本当に強い人はいつも余裕たっぷり。心の余裕をもつ方法
心に余裕がない人の特徴
幼少期のしつけ
幼いころの親の影響はとても大きいです。厳しく育てられた人はその反動だったり、常に監視されているストレスから自己中心的になってしまうのでしょう。
逆に甘やかされて育ってきた人は、自分の意見が通るものだと勘違いしたまま大人になってしまった人もいるでしょう。
幼少期のしつけの影響は現在の環境の影響よりも根深いことが多いです。その人の育ってきた環境をわざわざ聞く必要はないでしょうけれど、自己中心的な人がいるときは育ちが悪かったのかなと考えるだけで気持ちは安らぎます。多少はね。
あわせてご覧ください
育ちが悪い人の特徴-素養が無いと思われてしまう人の傾向
想像力が乏しい
自己中になってしまう原因として、想像力が乏しいことが考えられます。
多くの人と関わって生きていく中で、「こんなこと言ったら失礼だろうな」とか「こんなことしたら迷惑だろうな」という想像をしながら、相手の気持ちを察していくのですが、自己中心的な人はそれができません。
相手の気持ちを読むことではなく、想像するのです。心理戦でもなんでもないのですから、「自分がされて嫌なことは相手にしない」くらいの気持ちで十分なのです。
あわせてご覧ください
相手の気持ちがわからない人の特徴
自己中相手の付き合い方、対応方法
距離を取って受け流す
自己中心的な人と無理して一緒にいる必要はありません。たとえ仕事で一緒でも、学校で一緒でも自分を犠牲にしてまで仲良くする必要はないのです。
「敵でも味方でもない、ただの他人」と考えることで、相手との距離を取ることができます。
注意したいのは相手の考えを変えようとして深入りしないことです。自己中心的な人は自分の価値観が確立されているので、考え方を変えさせるには余程のことがないと変わりません。
おそらく、あなたが誠心誠意説得したとしても、相手の心には一ミリも響くことはありません。そのくらいの気持ちであれば、相手と割り切って接することができるようになります。
必要最低限の交流だけすればいいのです。
あわせてご覧ください
この人は危険かも?関わらない方が良い人の傾向とは?
冷静に否定せずに自分の意見を言う
自己中心的な人に対して交渉や調整をすることもあるでしょう。
相手にとって不利なことをお願いするときには、必ず反発が出てきます。自己中心的な人は自分の意見をなりふり構わず話してきます。まずは、これを全部吐き出させましょう。
すべて話をさせると相手も気持ちが落ち着きますし、あなたのことを多少なりとも信頼してくれます。相手の意見を否定しない表現で自分の意見を伝えていきましょう。
注意点は相手の主張に同意してばかりいると、相手に付け込まれてしまいます。自己中な人は自分にとって都合のいい人を本能的に探していますから、そう思われないように対応することも重要です。
自己中心的な人の特徴や傾向
自己中心的な人には決まった共通点があり、その共通事項に当てはまる人を見かけたら要注意です。
自分が正しいと思っている
自己中心的な人は、決まって自分の考えが正しいと思っています。
自己中心的な人は、他人の意見を受け入れることができないので、自然と自分の意見がすべてになってしまうからです。結果的に周囲の人もアドバイスや関わりを持つことを避けてしまいますから、自分の中で比較対象が無くなってしまいます。
自信に満ち溢れているのは結構なのですが、それを強要したり認めさせてくるのでいい気分にはなりませんよね。
自分の意見を断定して話すような人ばかりなので、そのような人には注意が必要です。
あわせてご覧ください
固定観念が強い人の特徴-なぜ固定観念があるのか、捨てる方法は?
間違いを指摘されると怒る
自己中心的な人は、間違いを指摘されたら怒ります。いわゆる「逆ギレ」であり、自己中心的な人は共通して、間違いを指摘したら逆ギレする傾向にあります。
自分の中で正解が決まっており、それ以外の意見はすべて間違いと認識してしまいます。単純でわかりやすいでしょうけれど、関わる本人からすれば迷惑この上ないです。
単純に、自分の失敗を受け入れたくないことが原因です。
相手の立場を理解できない
自己中心的な人は、相手の立場を理解することができません。従って、自己中心的な人は共通して、自分の立場からでしか物事を考えることができません。
そうすると、相手の立場を理解した提案などできるはずもなく、よく反発を買ってしまうことは、自己中心的な人によくある現象です。
人間関係は調整や交渉の連続です。相手の立場を想像力を使って考えることで、スムーズな人間関係を構築できます。
相手の立場を理解できない人は自分中心に物事を考えてきたために、そのような想像力が育まれなかったのです。
スポンサーリンク
相手をよく批判する
相手を批判してばかりの人も、自己中心的な人の可能性が高いです。
自分の考えが正しいと考えており、意見の違う相手とは口論になることもあります。
相手の考えを理解できないから口論になるのですが、結局わかり合うこともできず相手を批判するだけになってしまいます。
また、自分を優位に見せようとするために、他人の欠点を探すこともあるでしょう。自分よりも劣っている点をたくさん見つければ、間接的に自分の方が優秀だと思うことができますからね。
あわせてご覧ください
人を馬鹿にする人の特徴-他人をコケにしようとする心理
他人のことを考えていない
自分を中心に物事を考えていくとどうしても他人のことは目に入らなくなってきます。それが、たまにあるくらいだったら、「この人もイライラしているんだろうな」で済むのですが、毎日そんな調子だったらちょっと注意して接したほうがいいかもしれません。
自己中心的な人は自分本位の考えばかりがでてきますから、相手のことを思いやった発言や提案を全くできないことから、煙たがれてしまいます。
今後の予測ができない
自己中心的な人は、自分の世界で物事の話を進めているので、自分の理解度以上のことが起こった場合の予測ができません。
自分の予測も短絡的なことが多く、自分に都合のいい計画を立てていることが多いです。計画が成功すればいいのでしょうけれど、失敗することだって十分に考えられます。
もし、不測の事態に陥ったときに立ち直るのに時間がかかります。自分のプライドを癒すことにまず時間が費やされ、悪い時は犯人捜し(自分以外の)が始まります。柔軟な対応ができない上に、犯人捜しまで始まったらチームの雰囲気は険悪なものになってしまいます。
スポンサーリンク
自分が大好き
自己中心的な人の代名詞といっていいほど「自分が大好き」な人間ばかりです。
自分が大好きで自己愛が強いと、自分のことを優先して考えるという悪い癖がついてしまっているのです。
誰でも自分がかわいいという心理はあります。それを否定するわけではありません。だた、自己中心的な人は自己愛が強くなりすぎて、自分への愛を満たすための言動をしてしまうのです。
通常であれば、自己愛も人間関係の中でバランスを保つことになるのですが、バランスが崩れてしまった人は自己中心的な人と言われてしまうのです。
あわせてご覧ください
自己愛が強い人の特徴-自分のことが大好きな人
視野が狭く選択肢が少ない
視野が狭く固定観念が強い人も自分の考えを中心に物事を考えてしまいます。
自分の考えしか頭に入っていないことから、他のことがまったく見えていないので、視野が狭いような選択肢しか頭に浮かばないのです。
他者への気配りも出来ず、自分の知っている世界でしか物事を考えることができなくなってしまうのです。
あわせてご覧ください
固定観念が強い人の特徴-なぜ固定観念があるのか、捨てる方法は?
自分の考えを他人にも強要する
自分の考えを押し付けるような人も、自己中心的な人の特徴です。
自己中心的な人は全員といっていいほど、なんらかの形で自分の考えを前面に出して意見を通そうとします。
さらに、その意見が「絶対」と思っているので、他人にもそれを強要します。
他人の意見はもちろん聞かないので、他の人にとっては迷惑なことこの上ないはずです。
おわりに
自己中心的な人の特徴や共通点、対応方法をまとめました。
自己中心的な人と関わるのは非常に面倒ですが、共通点は非常にわかりやすく、このような特徴を持った人とは距離を置くようにすると、こちらも変なストレスを溜め込まなくて済みます。
[…] あわせてご覧ください 自己中心的な人の特徴と共通点-他人を受け入れられない […]
[…] 自己中心的な人の特徴と共通点-他人を受け入れられない […]
[…] あわせてご覧ください 自己中心的な人の特徴と共通点-他人を受け入れられない […]
[…] あわせてご覧ください 自己中心的な人の特徴-なぜ自己中になるのか、どう付き合えばいい? […]