あなたの職場では定時退社ができているでしょうか?

定時に帰れている人は良いのですが、なかなか残業続きで定時退社なんて夢のまた夢と思っている人もいるでしょう。

定時で帰れないけれど定時で帰っている人もいる。そういう職場の場合はちょっとしたことで定時に帰ることができるようになるかもしれません。

仕事ができる人ほど定時退社をして、仕事ができない人ほど残業しているとよく言われていますよね。

残業を多くしている。しかもその残業はお給料の発生しないサービス残業。このような場合はもはや転職を考える人もいるでしょう。

今回は残業しないで定時退社できるために、そのマインドとちょっとしたコツをお伝えいたします。

定時に帰ると決断する・周りに流されない

まずはあなた自身が定時に帰ると決断することから始めます。

自分の気持ちが固まっていないと、周りの雰囲気に流されて「周りが残っているから自分も残業」と言う惰性での残業になってしまいます。

周りに流されないようにするためには、自分自身が定時までに仕事を終わりにする。そして定時になったら帰るこの心構えが大切です

定時で帰ってやることを決める

あなたは定時で帰って何をやりたいのですか?

家族との時間を大切にする。
自分の勉強時間にする。
早く寝る。
本を読む。

やろうと思っていることがたくさんあると思います。

定時で帰ることは時間を有効活用することです。そのためにあなたは早く帰るのです。

一体あなたは定時で帰って何をやりたいのでしょう?どうせやるのであれば有意義な時間にしたいですよね。

せっかく早く帰ってもやることがないとなるとダラダラと残業してしまうのです。ダラダラと残業してしまうくらいだったら、早く家に帰ってスキルアップのための勉強する。

残業して子供の寝顔しか見れないのであれば、早く帰って子供の笑顔見られるようにする。

有意義な時間の使い方はそれぞれたくさんあるはずです。やりたいことが見つからないと早く帰りたいと言う気持ちも湧いてこないかもしれません。

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優先順位をつける段取りを作る

定時で帰るためには気持ちだけでは乗り切れません。仕事を早く終わらせるためにはその仕事の優先順位をつけなくてはなりません。

定時帰るためには締め切りを意識して、緊急のものから手をつけてテンポよく片付けていかなくてはいけません。

自分のやるべきことを箇条書きにしたり、フレームワークを使って管理してみると結構簡単にその日にやるべきことがわかります。

それと仕事の合間に少しの隙間時間が発生します。この隙間時間を有効に活用できれば仕事の時間を圧縮することができるようになります。

優先順位を考えるタイミングは朝の通勤時間がお勧めです。

通勤中は仕事のことを考えたくないと言う人もいるかもしれませんが、どうせ会社につけば仕事のことを考えるし仕事のことをしないといけないのです。

朝の通勤中に段取りを考えて始業からスタートダッシュを決めるほうが、はるかに効率が良いです。勤務時間以外は一切仕事の事はしないと言う人も早く帰るための技だと思ってやってみてください。そもそも勤務時間以外は仕事の事は一切考えないと言っている人はその変なプライドを捨てるところから始めた方がいいかもしれません。

周囲に定時で帰る人と認識させる

定時で帰れないことの原因に周りの人が残っているから帰りづらいというのがあるでしょう。

もしかすると自分の仕事が終わっているのに、周りの人がなかなか帰れないから、結局自分も合わせて残業しているということが意外とあると思います。

私にもその経験があります。1番の戦略は周りの人にこの人は定時で帰る人だと認識させることです。

定時で帰る人わかってもらえれば、帰宅直前に話しかけられることもなく、仕事を振られることもありません。

また誰かが定時で帰ると言う行動とっていれば周りの人にもその影響が及んで行きます。

大体1ヵ月ほど定時で帰るようにすると周りの人も「この人は早く帰る人」だと認識し始めてくれます。

最初は「なんで今日早く帰るんだ?」とか聞かれますが、その時は上記で決めた家に帰ってやることややらなくてはいけないこと、新しく始めたことを説明して、そそくさと会社を出ましょう。

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午前中で大きな仕事は片付ける

定時帰るためには重要な仕事ほど早めに完成させないといけません。

そのためには午前中の時間を有効に使いましょう。自分で時間の管理ができる場合は重要な仕事から面倒な仕事から着手をしていきます。クレーム対応や企画の立案、今後の自分の進捗や計画の段取りの中心になりそうなものから片づけていきましょう。

午前中から大きな仕事を着手するためには、最初のうちに今日の優先順や段取りを決めておかなくてはいけません

ここで上記に書いたような仕事以外の時間で段取りを考えてしまうことが有効です。

次の仕事の優先順位を考えるなんて3分程度で終わりまし長くても10分です。逆説的ですが、こんな時間も惜しんでいるようでは定時に帰ることができません。

業務の効率化を図る

仕事を完了させるには業務や処理手順の無駄を無くしていくことです。

なぜ時間がかかってしまうのか?それを突き詰めて考えていくと驚くほど非効率な作業がたくさん出てくるはずです。

仕事私の例で言うと、仕事が遅かった原因は間に多くの人を挟んでいたからです。当時の私は自分の仕事に複数の人を関わらせて分担していました。たいした仕事でもないにもかかわらずです。謎の分業制が敷かれておりました。

そうすると他の担当者が工程を完了させない限り、自分の仕事が宙ぶらりんになってしまうということがあります。

そうなってしまうとただの待ち時間が発生してしまい、時間だけが過ぎていくのです。

私は管理職でも何でもないので思い切って全工程を自分でやってみたら、通常の半分の時間で終わりました。馬鹿らしくて分業なんてできません。謎の制度が非効率さを生み出していました。

分業と言うと聞こえは良いかもしれませんが、他の人は他の人の仕事を抱えている中で、自分の仕事をやっているのですから、後回しにされたり、急な用事が入って手がつけられないと言うこともあるでしょう。

そのたびに私の仕事が遅くなるので思い切って分担を止めていました。他の人にとっても私の仕事の負担がなくなるので自分の仕事に集中でき業務のスピードが速くなったようです。

自分のスキルアップをする

自分自身の仕事の処理スピードが上がればその分早く帰れるようになります。

自分のスキルがあればそれだけたくさんの処理量をこなせますし、結果もついてきます

事務作業であればパソコンのショートカットキーを覚える。
Excelやワードのソフトを自由に使えるようにする。
専用書類の書き方や手続きの流れを覚える。

こういったことだけでもかなりの処理スピードが上がります。調べる時間があなたの業務の時間を逃してしまうのです。

このスキルアップは入社初期にこそ徹底してマスターしておくと良いでしょう。

そこは正直なところ通常の9時から5時までの世界で何とかなるものではありません。

自分がどれだけ学ぼうとするかは業務時間以外のところで身に付いていくのです。
そうするとめぐりめぐってあなたは定時に帰ることができるようになるでしょう。

おわりに

定時で帰ることについてお話ししました。結局のところあなた自身の心がけとどれだけ仕事に対して真摯に向き合うかが結果として定時に帰れるという結果に結びつくのです。

ただ時間だけ過ぎていけばいいやと考えていると自分の仕事の質も上がらない上に、早く帰ることができません。

自分の仕事管理能力やちょっとしたテクニック、仕事そのもののスキルを身に付けることで仕事のスピードが上がっていきます。

最初はスキルを身に付けるために時間はかかりますが最終的にそれがあなたのためになるのです。