無事に消費・浪費・投資ごとに自分の支払いを分類できたら、その内容を見てみましょう。自分はこんなことにお金を払っているのかとか、これは買ったはいいけど使っていないとか、この飲み会は無駄だったなぁとかいろいろな点が思いつくと思います。

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注意点~振り分けはシビアに~

消費・浪費・投資に分類するときにあくまで自分の価値観を優先して振り分けをします。ですので、自分がこれは投資だと思ったら投資なのです。

あれもこれも投資にしていませんか?

お菓子を食べることでストレス解消になり仕事に打ち込めると思えば投資になります。スポーツジムにも数ヶ月に一回しか行ってないけど運動のためだからこれは投資となります。
これって本当に投資なの?と疑問に思うことが大切です。もし、自分が投資だと思っていてもそれを活用していなければそれは浪費になります。
お金を払った分のリターンをしっかり手に入れているのでしょうか?

消費のつもりでも活用していなければ浪費

例えば、洋服って消耗品ですから買いますよね。ですが、買っても着ないとなるとどうでしょう。服を買ったとしても既に同じものを持っていたら、無駄に買ってしまったことになりますよね。
例えば、食品を買う時も安いからと大量に買い込んだりしたとしても、使いきれずに腐らせてしまったら結局無駄に買ってしまったことになります。
お金を払った分はしっかりと活用しないと損をしていることと同じなのです。

浪費は削減できるもの

浪費は削減の対象です。なんせ無くなっても困らないのですから。無駄遣いしたいと思ったとしてもここは貯金のためにも削減していきましょう。

浪費を削減していくと無くても良いものがわかる

浪費を削減出来たらそのお金はどうしましょう?当然、浪費から投資(貯金)へ回します。自分の将来のために使用方法を考えるのです。こういった考え方を繰り返していくと、自分に必要なものは何か、いらないものは何かが感覚的にわかるようになります。足るを知る状態になれば、浪費をしなくても心が穏やかになりますしお金も貯まってきます。

やりすぎはストレスになるので注意

浪費は楽しいものです。きっといきなり止めなさいと言われてもできませんよね。浪費を止めることでお金が貯まってもストレスも一緒に貯まっていくようだと、結果としてよくありません。今まで浪費し過ぎていた部分を見直して、これはいらない、これは浪費だけどひと月3回までとか自分でルールを作っていけば良いでしょう。

まとめ

貯金体質を身に付けるには自分に正直になることです。浪費から投資へシフトしていく過程もゆっくりと自分自身の価値観を変えていきながら行わないと、精神的にストレスがかかります。一か月生活して、支出を振り返って、それを見直す・反省する。これを繰り返すことで変わることができます。心穏やかにお金を貯めていくには無理をし続けてはいけないのです。