合コンや面接、職場での雑談で趣味について話をすることが出てきますよね。ここで趣味がないと話が続かないし、回答にも困ってしまいます。趣味というと何かに精通していてプロとは言わないまでも、それなりに知識や経験を持っているイメージです。なので、自分の知識があいまいだったり、なんとなく好きでやっていることを趣味と言っていいのか悩んでしまうこともあります。今回は趣味について、趣味の見つけ方について考えてみました。

趣味にまで他人の評価を気にする必要はない

いつまで続くかとか自分にメリットがあるとかは二の次

この趣味は自分にメリットがあるのか、将来仕事に役立つのかそういう視点から趣味を探すという人もいるかもしれません。今までまじめに生きてきている人ほどそういった打算的な考えをしてしまうかもしれません。

例えば、筋トレしてもだたの自己満足だし、上司と仲良くなれるからゴルフでも始めよう。とか。

例えば、水族館に行くのが好きなのに、魚なんか見ても仕方ないから読書でもしよう。とか

例えば、趣味がないっていうのも世間体悪いしなぁ、何か無理してでも趣味を探そう。とか

趣味って誰かに決められるものではありませんよね?

趣味くらいは自分の好きなものや興味のあるものをやればいい

本当は興味や関心があることが存在しているのに、自分の心に従わずに自分に意味があるかどうかで趣味を選んでしまうこともあります。ですので、趣味くらいは自分の心に正直に、メリットがなかったとしてもやってみればいいのではないでしょうか。

でも、最初は乗り気じゃなかったとしても結果としてそれに夢中になって楽しむことができれば結果オーライですよ。

特に興味がなかったけれど、友人と釣りに行ったら楽しくて趣味になったということもよくあります。自分の心が興味を持った、やってみようかなと思ったら挑戦して、ダメだったら引き下がればいいだけです。

飽きたら途中で止めればいい

釣りでもゴルフでも読書でも筋トレでも最初はほんの些細な興味本位からスタートします。やっぱり自分には合わなかった場合はこれまた自分に正直に諦めて撤退していいのです。もし、数年後もう一回やってみようかなと思ったら、その時に再開すればいいのです。趣味ですから。自分がやりたい時がその時です。

趣味の見つけ方

では具体的に趣味を見つけるにはどうすればいいでしょうか?

自分の過去を振り返る

幼少時代を振り返ってみると興味があることのヒントが出てくるかもしれません。昔一度やってみたけど、ちょっと再開してみようかなというものがあれば、趣味になる可能性があります。それがゲームでも昆虫採集でもいいと思います。

友人の趣味に付き合う

友人の趣味に同行することも、趣味を見つけるきっかけになります。友人が登山が好きだったら一緒に行ってみる。楽しかったら趣味にできるし、つまらなかったり自分には合わないと思ったら正直に伝えれば友人も深追いしてきません。友人も趣味でやっていることを他人に強制させることはありません。

それが釣りでもゴルフでもなんでもいいのです。楽しいと思っている人に同行するということが重要です。趣味にしている人はその基本的な知識だけではなく、楽しみ方そのものを知っていますよね。

それに友人と遊びに行くことがストレスになることってほとんどありませんよね。たとえ活動そのものが楽しくなかったとしても、単純に友人と遊べたのでそれはそれでいい一日になっているはずですよ。

テレビやネット、SNSを参考にする

情報量で考えるとテレビやSNSも有効活用できます。例えば、テレビでDIYについてや、園芸特集が放送されていたりしますので、そこをきっかけに初めて見るのもいいと思います。テレビで放送されているものは多くの人も知っているものですし、流行でもあります。身近にも同じ趣味の人がいるかもしれません。

本屋さんにふらっと行く

大きめの本屋さんに行くとたくさんの本が置いてあります。店舗も本のジャンルごとにエリア分けされていますので、自分の興味のあるエリアへ行ってみましょう。もし、興味のあるジャンルがわからないのであれば、本屋さんをぐるっと一周してみましょう。たとえ興味のない本でも、ぐるっと一周している中に、自分にとってキャッチーなタイトルの本や、なんか面白そうだなという本が見つかるはずです。もしなければ、日を開けてもう一回行ってみましょう。前回の本屋さん訪問が経験値になっていますので、「なんとなく知っている」のレベルから「ちょっと見てみようかな」に変わっているものがあります。

無趣味という趣味

この記事を読んでいる方は、趣味がないと悩んでいる方が多いと思います。趣味ってそもそも自分の満足のためにやることですよね。無理して趣味を探す必要もないのです。実際、趣味が無いことで自分に不都合ってありますか?人との会話で少し困るとか、休みの日にやることが無いとかそのくらいですよね。趣味が無いことにイライラしてしまうくらいなら、無趣味な自分を受け入れてしまうのも手です。

まとめ

趣味はあくまで自己満足の世界で十分なものです。誰かと競争するわけでもないですし、強制されるものでもありません。今趣味が無かったとしても、そのうち趣味になりそうなものが出てくるかもしれません。ただ、自分の生活の中に趣味が組み込まれるとなんだか心にハリが出てくるような気がして、元気になりますよ。