常に色々なことに対して不満を持っている人はいないでしょうか。本当に不愉快に思うことがあるかもしれませんが、口を開くたびに不平不満があるようでは、会話を聞く方も大変なはずです。そんな人と話したくないとさえ思うでしょう。
不平や不満が多い人は、実は自分自身にも問題がある可能性が高く、それが足を引っ張った形となり、よく不平や不満を口にしている可能性はあります。
今回は、不平不満が多い人の特徴や心理を紹介します。

他人に完璧を求め期待している

他人に対して完璧を求めている人は、その人に対する不平や不満が多いはずです。
期待をしているのに期待通りにならない場合、そのギャップから通常よりも不平や不満が大きいのです。期待していた新しい上司がとんでもない無能だった場合、そのような不満を言いたくなる気持ちはわかるのではないでしょうか。

よく他人と比較する

よく他人と比較する人も、不平や不満が多いです。
例えば「お姉ちゃんはよくできるのにあんたは」というお母さんを聞いたことがないでしょうか。そのような母親は、姉と自分を比べて自分を下で見ています。その下の人間への不平や不満を、上の人間と比べて生み出しています。

スポンサーリンク


自分を中心に考える

常に自分中心で考えている人も、不平不満を言う傾向にあります。
自分のために物事が運ばれないと気に入らない性格をしているため、ちょっと自分と合わない人がいたり、自分にとってプラスじゃない出来事があると、不平不満をまき散らします。
基本的にマイナス思考な人が多い自己中心的な人は、不平不満が多い人の中でも特に不満の声が多いはずです。

ネガティブ思考

ネガティブな思考を持っている人も、不平や不満を多く口に出します。
なぜなら、物事に対して「悪いところを見る」癖がついてしまっているからです。
自分の悪いところが原因でネガティブな思考になったとしても、結局は「悪いところに着眼している」わけです。それが癖になってしまっています。

人を羨む

人を羨むことが多い人も不平や不満が多いです。
それは「嫉妬」によるものなので、そのような人の不満は聞き流して構いません。

日頃からぞんざいに扱われている

常日ごろから本当にぞんざいに扱われている人は、当然ながら不平や不満が多いです。
しかし、これに関しては本当に不満が出ても仕方ないことなので、愚痴くらいは聞いてあげましょう。

スポンサーリンク


自分の苦労をわかって欲しい

「自分が苦労しているんだ!」という気持ちがある場合、その気持ちが不平や不満になって表れる場合があります。
苦労していることを話していると、どうしても自虐的になってしまうからです。

自分で判断をしない、できない

自分で決断できないのに、やたら不平や不満が多い人もいます。
自分では何もできないのに、とにかく愚痴を言うだけの弱い人間です。
周りの判断にケチをつけることしかできない人間なのだと割り切りましょう。

でも、だってが口癖

「でも」「だって」という言葉は一般的には「言い訳」の言葉です。
その言い訳が多い場合、その言い訳したことに関しては成長しないはずです。その言い訳がそのまま不満や不平になることがあるのです。

おわりに

今回は、不平や不満が多い人の特徴や心理を紹介しました。
不平や不満は誰しも持っているものですが、表に出された場合、誰も「心地よい」気持ちにはならないのです。そのことはしっかりと理解して、なるべくなら不平や不満は抑えるようにしましょう。