例えば、恋人を異常なまでに束縛しようとしたり、幼いころ自分の兄弟を縛り付けて従わせるような人はいないでしょうか。そのような人は「支配欲」が強い可能性があります。
自分の持ち物や所持品は誰にも当たらせないような人に多いです。その「持ち物」が人間に置き換えられる可能性があり、自分の恋人などは自分の所持品として、どこまでも支配しようとします。
その結果相手を不自由にさせたり、理不尽な思いをさせてしまいます。支配欲が強いことが原因で破局する可能性もあります。
今回は、支配欲が強い人の特徴を紹介します。

自分に対して自信を持てない

支配欲が強い人は、自分に対して自信を持てていないことが多いです。
自分に自信がないので、「この人がいないとだめ」「これがないと生きていけない」ような、ある種の依存症のような状態になってしまいます。彼らにとっての依存対象は、悪い意味での心の支えになっています。
何かひとつでも自信があることや、生きていて楽しい事があれば改善される可能性はあります。

イライラしやすい

イライラしやすい人も、支配欲が強いことが多いです。
すぐにイライラする人は、対人関係でもその性格を発揮します。ちょっとしたことで気に入らないことがあった場合、すぐに頭に血が上ってしまい、怒ったり機嫌が悪くなったりします。
その結果、自分が支配している物を縛り付けます。

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我田引水な行動が多い

我田引水(がでんいんすい)とは、自分勝手な行動をすることです。その結果、他人がどんな気持ちになろうがおかまいなしという、なんとも迷惑極まりない行動です。
物事を束縛している支配欲こそが、まさに「我田引水」ともいえる行動であり、支配欲が強い人は、そのまま我田引水な気持ちが強いと言えます。
どちらかというと、支配対象を縛るのではなく、わがままを言うタイプの支配欲が強い人に多いです。

不安感を抱きやすい

支配欲が強い人は、不安感情を抱きやすいです。
何かに頼らないとすぐに不安になってしまう、いわゆる「豆腐メンタル」な人たちです。豆腐メンタルな人は縋りつくための物を常に探しています。その対象が人の場合、「離れないで!」という気持ちが強くなってしまい、つい自分勝手な言い分で支配しようとします。

攻撃的である

支配欲が強い人は、どんな人に対しても攻撃的です。
自分の物を奪う人間は全員敵だと考えていて、どんな理由だろうと、自分の支配しているものを奪うことを許しません。

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思い込みが強い

支配欲が強い人は、思い込みが激しい傾向があります。
例えば、「恋人が浮気をしている」「友達が悪口を言っている」などの理由で、すぐにマイナス思考になります。その結果、不安になっている対象をつい攻撃してしまったり、束縛して支配しようとするわけです。

嫉妬心が強い

嫉妬心が強い人も、支配欲が強いです。
嫉妬しやすい人は、本当に些細なことで人と比べてしまいます。その結果、ナイーブな気持ちになり、支配している者に対してだんだんと依存的になります。

おわりに

今回は、支配欲が強い人の特徴を紹介しました。
支配欲が強い人についていけなくなった場合、必ず「縁を切りたい」と思うでしょう。それほど支配欲が強い人は厄介で、自分の気持ちなど何も考えてくれないことが多いのです。できることなら関わりたくないですが、関ってしまった場合はなんらかの対策を考える必要があります。