根拠もないのに人を信じてしまう人はいないでしょうか。そのような人は「お人好し」と呼ばれる人です。お人好しな人は人を疑うことを知りません。従って、他人がついた嘘を見抜けず、どこかで損をしてしまうかもしれません。嘘を信じて他人を助けたとしても、その他人はこちらを騙すつもりでいるわけなので、感謝されることも少ないです。
相手を信じる心があるので「嫌い」とは思われにくいですが、甘いと思われているので、利用されてしまうことがあるのです。
今回は、お人好しの特徴を紹介します。
断れない
お人好しの人は、他人からのお願い事を断ることができません。
こちらがどれだけ忙しい思いをしていても、相手のことを思ってつい頼みごとを安請け合いしてしまいます。
相手からしたらありがたいですが、自分の仕事が捗らなくなるため、結果的に周りに迷惑をかける可能性があります。
相手が嘘をつくとは思っていない
お人好しの人がなぜ騙されてしまうかというと、「相手は嘘をついていないだろう」とたかをくくっているからです。
基本的にお人好しの人は優しいので、自分はもちろん嘘をつきません。従って、相手が「嘘をつく可能性」を考えきれていないのです。
相手から嘘をつかれたとしても、その嘘に気づくのに時間がかかることもあります。
嘘をつかれても何か理由があるはずと思ってしまう
お人好しの人は、嘘をつかれても「何か理由があるのではないか」と思ってしまいます。
確かに、どうしても嘘をつかなくてはいけない状況は来るかもしれません。仕事をどうしても休む用事があるとき、仮病を使うことはありませんか。それも一種の「やむを得ない嘘」です。
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自分が人から好かれていると思っている
お人好しの人は、自分が他人から好かれていると思っている可能性が高いです。
お人好しの人は「自分が頼りにされている」と思い、つい安請け合いをしてしまいます。しかし、他人は「信頼している」わけではなく「都合よく考えている」だけの場合が多いです。
どんな事でも良い方に捉えて考える
お人好しは、どんなことでも良い方に考える癖があります。
非常にポジティブでいい特徴なのですが、どんなに悪いことがあっても現実離れした考えが浮かんでしまう可能性もあり、人から騙されたときなどのケアが瞬時にできません。
後先を考えない
お人好しは、後先を考えない傾向にあります。
自分の仕事が終わっていないのに他人の仕事を手伝う人がたまにいますが、その人は「自分の仕事」のことを考えていません。自分がいつ終わるかわからない仕事の「後処理」のことを考えていないわけです。
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褒められる事が大好き
お人好しは褒められることが大好きです。
仕事をすれば当たり前ですが褒められます。人から頼まれた仕事も、「感謝の気持ち」さえあればいいと思っているので、対価なしで仕事を引き受けることが多いです。
調子に乗りやすい
お人好しは調子に乗りやすいです。いわゆる「おだてられている状況」が好きで、自分は他人に手を貸しているから有能だと勘違いしているのです。
周りの称賛の声も原因ですが、やはり天狗になっていることが主な原因でしょう。
おわりに
今回は、お人好しの特徴を紹介しました。
お人好しは人から頼りにされているわけではありません。都合のいい存在だと思われているだけです。勘違いしたままだと、相手を信じ切ってしまい泥沼にはまる可能性があります。