心の中で「この人は自分の敵だ」「どうせ自分の事など考えていない」と、根拠もないようにマイナス思考になる人はいないでしょうか。そのような人は、「思い込みが激しい人」です。
思い込みが激しい人は根拠がないのに他人を疑います。例え相手が自分を嫌っていなかったとしても思い込みを引っ込めることは少ないため、他の人から見たら感じ悪いことこの上ないです。他人から嫌われる要素を兼ね備えているので、最終的には相手にされなくなる傾向にあります。
今回は、思い込みが激しい人の特徴を紹介します。

人の話が聞けない

人の話を聞けない人は、思い込みが激しい傾向があります。
人の説明や会話は「真実」が詰まっています。例えば仕事の説明の際は、間違いなく「手順」「正しい事」を説明しています。しかし、思い込みが激しい人は、相手がどんなに正しいことを言っていたとしても、自分の先入観で判断してしまうので、その話を聞き流してしまうのです。
プライベートではもちろん、仕事でも足を引っ張る結果になってしまいます。

妄想族

思い込みが激しい人は、ひとりで色々なことを妄想することが多いです。
自分の世界に入りやすいため、人の印象についても「自分の世界」が形成されている可能性が高いです。
「この人はこういう人だから避けよう」など、根拠なく相手と距離をとるようなことが多いです。実際に距離をとった想像をして、自分だけで優越感に浸ることもあります。

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現実を見るのが怖い

思い込みが激しい人は、現実を見るのが怖いと思っていることが多いです。
現実とは大抵、理想とはかけ離れたものではないですか。理想の世界に入りやすい思い込みが激しい人は、現実を恐れる傾向にあります。
現実を見たくないがため、自分の世界を形成し、思い込みの殻に閉じこもってしまいます。

人の好き嫌いが激しい

思い込みが激しい人は、人の好き嫌いが激しいです。
相手のことを深く知ろうとせず、相手の印象だけで相手の性格や自分への好感度も思い込んでしまうため、すぐに相手を嫌いになることが多いのです。逆に、相手の印象がよかった場合は人をすぐ好きになれます。長所にも短所にもなりやすい特徴です。

頭が固い

思い込みが激しい人は頭が固いです。
一度思い込んだことを撤回するような柔軟な頭はまずありません。相手が理想と違った場合、自分は現実を見なくてはいけないからです。

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ニュートラルに物事を見られない

思い込みが激しい人は、ニュートラルに物事を見ることができません。
いわゆる「公平な視点」のことで、思い込みが激しい人は自分の先入観で物事を判断しがちなため、どうしても自分の好きな人の意見に賛同しがちです。自分の嫌いな人の意見はスルーする傾向があります。

失敗が多い

思い込みが激しい人は失敗が多いです。
失敗しやすいことにもちゃんと理由があり、「相手を信じないから味方してくれる人が少ない」ことで、失敗しやすくなっています。
特に人間関係の場合、自分が相手を信じないことが原因なので、それをみた周りの人も自分の味方をしてくれないわけです。
様々なミスを自分の力だけでカバーしなくてはいけなくなり、相対的に失敗しやすいです。

おわりに

今回は、思い込みが激しい人の特徴を紹介しました。
思い込みが激しい人は人を信じる気持ちが欠如しています。自分の感情だけで判断しがちで、物事の「本質」を知ろうとしていないのです。