世の中には「豊かな人」と「貧しい人」がいます。
その分類は、一概に所得が関係しているとは限りません。例えば、所得が多い人でもパチンコばかりしていたら貧しい生活を強いられるはずです。しかし、低所得である場合、そもそも普通の人よりもお金がもらえない環境なので、相対的に貧しくなる可能性が高くなっているのです。
今回は、低所得者の定義や特徴を紹介していきます。
低所得者とは
社会に出たら「給料」を貰うはずです。その給料が「所得」と言われるものです。所得税に関しては、その所得を参考にして税額が決まります。
低所得者とは、一般的に「給料が安い人」のことを指します。
給料が安いという定義についてですが、様々な意見があります。「年収300万以下」、「フリーター」と言うように、人によって低所得者の定義が違うのです。
今回は、一般的に「低所得者となりえる人の特徴」を見ていきましょう。
年収が低い
低所得者の特徴として、年収が低いというものがあります。
年収はそのまま所得と直結します。自分の「稼ぎ」のすべてだからです。従って、その稼ぎが安ければ安いほど、低所得者として扱われてしまうのです。
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正規雇用でなく時給や日当で収入が決まる
非正規雇用やフリーター等は現代社会でも問題になっています。そのような人も低所得者とされています。
時給や日雇いの特徴は「労働時間で給料が決まる」というものなので、たくさん稼ぎたいと思ったら時間がなくなり、時間も大切にしたい場合は、給料が安くなるのです。
そのような環境で、さらに思ったように労働時間がない場合、やはり所得も低くなります。
金銭的な負担が大きい
働くにあたって金銭的な負担が大きい人も、低所得者となります。
例えば、「会社のモノを壊したら弁償」という制度を採用していた場合、万が一が起こったら金銭的負担となります。または、勤務地が遠かったり、諸手当が出ない場合、所得から余計なお金が消えてしまうのです。
スキルアップのチャンスが少ない
低所得者の人は、スキルアップのチャンスがない(作らない)ことがあります。
自分のスキルを上げて給料を上げるという考えが思いつかないほど忙しいのです。
休みがない、休めない
休みがない会社に勤めている人も、低所得者である可能性があります。
休みがない会社は従業員のことを考えていないので、給料もわりに合わない可能性があるのです。
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自分の収支を把握できていない
自分の収支を把握できていない人も、低所得となりやすいです。
財布の中身を確認していない場合、どうしてもお金関係にルーズになるのです。
ダメな習慣が身についている
ダメな習慣とは、怠け癖、家事をしない癖、妥協する癖などです。そのような癖がついてしまっては、自然とお金も消えるはずです。
食事を作るのが面倒だと言ってコンビニ弁当で済ませようとするのがそのいい例です。
低所得から抜け出すには自分を磨く
低所得から抜け出す一番の方法は「自分を磨くこと」です。
例えば、会社の業績を上げたり、自宅で資格勉強をしたり、なにかしらの形で自分を磨きましょう。
知識は必ず力となり、その力を発揮できるようになれば、所得も上がる可能性が見えてくるでしょう。
おわりに
今回は、低所得者の特徴を紹介しました。
単純に「給料が低い」という場合もあるのですが、自分の生活のせいでお金が少ないという人も「低所得だ」と嘆く傾向にあるのです。
まずは自分を磨くことから始めましょう。おのずと力をつけて、旅立つことができるのです。