卑怯な人の特徴と心理-憎まれっ子世に憚る

よく嘘をついたり、自分の責任を他人に押し付けるような人を見たことはないでしょうか。その人は間違いなく「卑怯な人」です。
自分のために他人を蹴落としたり、自分をあらゆる手段で守ったりする人で、総じて信頼はありませんが、悪い意味で要領よく生きることができるので、昇進はしやすいです。
今回は、卑怯な人の特徴を、心理状態に沿って紹介していきます。

目的達成のために手段を問わない

卑怯な人の特徴として、人としてどうかと思うような手段を使って目的を達成しようとする人がいますが、その人は間違いなく卑怯な人です。
例えば、他人の悪い噂を流して昇進を妨げたり、恋愛を妨害したりといったことです。
自分の目的は達成するかもしれませんが、手段を問わない姿を他人がどう思うのかということは考える必要があります。

安全なところにいたがる

自分だけが安全なところにいたがるような人は、卑怯な人です。
例えば、いじめを見て見ぬふりという傍観者のような安全なポジションで見ていたり、人助けのとき、万が一責任を取らされるのが嫌だから助けなかったりする人です。
人によっては「自分を守る行為」と捉える人もいるかもしれませんが、安全なところにいて身を守る人は、他の部分でも卑怯な一面が出てきます。

罪の意識が弱い

「卑怯なことをしている」という罪の意識が弱い人は、当然ですが卑怯な人です。
その卑怯なことに対して何も思っていないような人は、何度も何度も卑怯なことを繰り返します。

他人をそそのかす

他人をそそのかそうとする人も、卑怯な人の特徴です。
なぜそそのかすのかというと、自分以外の仲間が欲しいことがひとつで、そそのかすことによって自分と対立している人を孤立させようとしていることも関係してきます。他人をそそのかすということは、非常に卑怯なことなのです。

いつも他人任せ

いわゆる「自分だけ楽をしようとする人」です。他人が辛くきつい思いをしているときに助けないということに当てはめることができるので、その人は客観的に見ても非常に卑怯な人であるということが雰囲気だけでわかるのです。

自分のことが好きでない

自分のことが好きではない人も、卑怯な人が多いです。
卑怯なことをしたら嫌われるということをすでに理解していて、「人から嫌われてもいいや」と、ある意味割り切っている人の心理で、自分が好きでないからこそそのように思われて生きることができるということに繋がります。

他人の言葉を斜に構えている

人の意見よりも自分の考えを優先して生きている人は、卑怯な人の可能性があります。
つまり「人がどう思おうが知ったことではない」と思っているので、その思いが行動として表れるときに「卑怯な行動」を行ってしまうのです。

他人への気遣いが気になる

他人への気遣いが気になる人も、卑怯な人の場合が多いです。
つまり「他人に気遣うこと」自体に疑問を感じていて、気遣う必要があった場合でも気遣わずに行動してしまうのです。
自分が「気遣うべき」とわかっていて気遣わない場合、卑怯と思われて当然なのです。

おわりに

卑怯な人の特徴と心理状態をまとめました。卑怯な人は総じて「自分さえよければいい」「人の気持ちを考えない」といった傾向が非常に強いので、たとえ自分が成功したとしてもそれを認めてくれる人は少ないでしょう。
自分にも当てはめてみて、もし当てはまる部分があれば改善するようにしましょう。